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楽しむことを邪魔する自分の価値観の解説動画
この文章の解説動画の文字起こしです。
「楽しんでやればいいんだよ」というアドバイスをされることがあると思います。私もそれが一番大事だと考えていて、やっぱり人間、夢中で楽しんでやってる時が一番伸びますからね。ところがこれは難しいわけですね。楽しくやる、夢中でやるっていうのはとても難しい。
何が難しいかというと、何かをやっていくうちに周囲のプレッシャーが関わってくるからです。うまくやれたら褒められ
言語化は圧縮のセンスであり、傾聴は展開のセンスである
長文ファンの皆様おはようございます。
言葉が伝わる時、伝える側の言語化の能力と同時に、聴く側の傾聴力も関係します。私たちはついどうすれば伝わるのかを重視してしまいますが、どうすれば「聞けるのか」も大変重要です。
言語は大変に情報量が少なく、ほとんど正確に言い表すことができません。「夕日が綺麗だった」という言葉は、そこにあった周辺の人々、雑踏の音、匂い、ビル群などの無数の情報の中から「夕日」と「
なぜ日本の哲学科は「21世紀の哲学」を研究しないのか?
このお題は前々から社会学側から文学部哲学科は何をやっているのだ?という嘆きに近いところから始まっています。もう日本の哲学科ってほぼほぼ西洋哲学でそれも古代ギリシャ哲学から20世紀後半のポストモダンまでなんですよ。まれに東洋哲学も研究しますよ(でも東洋哲学研究はだいたい仏教学科の範疇でほぼほぼノータッチなのが現実。ただし東洋大学は除く)という残念な場所で別名「西洋哲学翻訳科」か「東洋哲学翻訳科」であ
もっとみる言葉にできないものへの想像力
長文ファンの皆様おはようございます。
言葉は表層までしか表現できないという限界があります。こころという言葉も、こころそのものではなく、こころの表層です。
私たちが何かを受け取るには、受け取れる形になっている必要があります。しかし、例えばこころそのものは、人間に都合を合わせているわけではありません。
こころそのものを相手に伝えようにも、まず自分がそれを掴むことができず、仮に掴んで伝えられたとし
「ラストエグザイル」の頃のGONZOは最高だった・・
今回は、GONZOについて書いてみたい。
このアニメ制作会社は、1992年にガイナックスから独立して立ち上げられたところである。
「ふしぎの海のナディア」(1990年)プロデューサー・村濱章司さんを軸にして、あと前田真宏さんや樋口真嗣さんあたりもここに加わっている。
かなりココロザシの高い独立だったと思うんだ。
そのココロザシの高さは、一番最初に作ったアニメに顕著に出ている。
OVA「青の6号」
どうして私たちは自分の特徴に名前がつくと、落ち着くのか。
長文ファンの皆様おはようございます。
私たちはなぜか自分の特徴に名前がつけられるとホッとしたり、落ち着くことがあります。
「ああそうだったんだ」
「こういう言葉ですでに表現されているんだ」
このような感覚はなぜか心を落ち着かせます。しかし、いったいそれはなぜなのでしょうか。
名付けることはそれをグループ化することです。猫という名前は多様な猫をグループ化し、悲しみという言葉は心のモヤモヤを
士郎正宗らしさとは何か?を33年考え続けて、やっとわかった話。
士郎正宗との出会いは純粋に書店で、ApleSeedだったと思う。BlackMagicなども売られていて、そこから士郎正宗の世界にどっぷりはまっていった。1985年ごろの話だ。
士郎正宗の凄さは語り尽くされているが、多く語られているのは「それまでになかったリアリティ」に集約されるだろう。インターネット普及以前に電脳世界を描いたこと。特殊部隊を軸とした銃器・戦術の世界。政治や文化も含めた未来世界を創
宮崎駿&庵野秀明、2人が共通して崇拝する作家を知ってますか?
今回は、諸星大二郎原作のアニメ「暗黒神話」を取り上げてみようと思う。
まず「暗黒神話」はもとより、諸星大二郎という漫画家自体知らん人もいると思うので、まずはそこからかな?
でも、めっちゃ凄い漫画家さんなんですよ。
・手塚治虫文化賞漫画大賞受賞
・日本漫画家協会賞コミック部門大賞受賞
・芸術選奨文部科学大臣賞受賞
・文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞etc
これだけ表彰されつつも、いまいち