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理想の学校なんてない。子どもを真ん中にして、「つくる」プロセスを味わい続ける
軽井沢駅から15分ほど車を走らせると見えてくるのは、2.2万坪の広大な敷地に建てられた軽井沢風越学園(以下、風越学園)の校舎。2020年4月に、3歳から15歳までの子どもたちが過ごす私立の幼小中混在校として開校しました。
校長を務めるのは、22年間教員として公立小学校に勤め、教員養成にも携わってきた岩瀬直樹さん。開校から5年目を迎える今、スタッフや子どもたちとともに風越学園をつくり続ける岩瀬さん
他者と共に、豊かに生きるには?長野のイエナプラン校から「心地いい社会」のつくり手を育てる
複数の企業で経験を積んだのちに27歳で大学に進学し、教員となった原田友美さん。公立小学校での勤務を経て、2019年4月より長野県佐久穂町に開校したイエナプランスクール認定校・大日向小学校には、立ち上げ当初から関わってこられました(2021年のインタビューはこちら)。開校6年目を迎える今、原田さんはこれからの教育をどのように捉えているのでしょうか?
探究メディアQ責任編集者であり、ラーンネット・グ
地方の生徒に可能性を。探究学習の効果検証と事業化にチャレンジ Edo New School(エドゥニュースクール)
「人が育つ地域の生態系を強くしたい」
そう語るのは、岐阜県飛騨市で中高生向けの探究スクール「Edo New School(エドゥニュースクール)」を運営する、株式会社Edo代表の関口祐太さんと副代表の盤所杏子さん。
「『やってみたい』を見つけ『やれる!』と思える自分になる」をコンセプトに、興味関心を見つけ深めることのできる探究スクールを運営しています。さらに、難しいと言われる教育効果の可視化に
どんな世界でも、サバイブする力を。湘南ホクレア学園理事長が考える「未来を生き抜くスキル」とは
「どんな世界でもサバイブできる子を育てる!」をコンセプトに、2022年4月に開校した湘南ホクレア学園。江ノ島駅から5分ほど歩いたところにある築85年超の古民家を校舎に構え、湘南の自然豊かな環境の中で子どもたちが学んでいます。
ホクレアを設立したのは、ビジネスコンサルティングやシステム開発の会社を起業してきた小針一浩さん。2015年に生まれたお子さんの大病による5年間にわたる闘病生活がきっかけとな
富山県初のオルタナティブスクール「自由学舎 EUREKA」のこれまでとこれから。
「オルタナティブスクールが、もっと当たり前な選択肢になってほしい」
そう語るのは、2023年4月に開校した富山県で初のオルタナティブスクール「自由学舎EUREKA(エウレカ)」代表の永谷真弓さん。子どもたちに自分らしく生きていってほしいという思いから、子どもが主役の場をつくってきました。
2021年5月に学校設立を目指したプロジェクトを立ち上げた後、約2年後には学校設立を達成。どんな思いで、ど
子どもたちの創造力を育む「デザイン思考」って?企業とコラボした探究学習を届ける「CURIO SCHOOL(キュリオスクール)」
野菜の販売数を増やすために、新しい販売方法や商品を考えてほしい——。ある企業から出されたこの問い。中学生たちは野菜嫌いの子どもを育てる保護者に注目。野菜と一緒にレシピ付きの絵本を販売するというアイデアを提案しました。
これは子どもたちの創造力を育む探究プログラムを届ける「CURIO SCHOOL(キュリオスクール)」が行った授業の一場面。企業と子どもたちをつなぎ、自ら考え価値を創造する人を育てる
子どもたちをみんなで育てる。家庭だけに子育てを負担させない、学童保育の新しいモデル
「子育ては家庭だけが担うのではなく、もっとみんなのものであっていいと思うんです」
そう語るのは、日本一小さな村、富山県舟橋村で学童保育「fork toyama(フォーク トヤマ)」を運営する岡山史興さん。活動に共感する個人や法人から資金を集め、保育料ゼロで学童を運営しています。
2022年には拠点となる古民家をリノベーションするクラウドファンディングを実施。257人から860万円以上の資金を集
生徒の「やってみたい」から、夢の実現をサポートする。兵庫県明石市に開校した青楓館高等学院の挑戦
美しく変化する。
そんな花言葉がある「楓(かえで)」を校名に含む、青楓館高等学院。
「ここに来る生徒たちはまだ青い状態かもしれないけれど、これからそれぞれの色に変化していってほしい」
校名に込めた思いを、代表の岡内大晟さんはそう話します。青楓館高等学院は、2023年4月に兵庫県明石市に開校した通信制サポート校。現在は約40名の生徒が在籍し、学校外のさまざまな立場の大人と関わるプロジェクト型学
「報道するだけでいいのか?」地方紙のネットワークを活かした、不登校の子どもたちを応援する新しいカタチ
「報道を通じて課題を世の中に伝え、寄付を募る。私が挑戦したのは、そんな新しいジャーナリズムです」
そう語るのは、西日本新聞社で教育分野の報道を続けてきた記者の四宮淳平さん。働きながら大学院に通い、不登校をめぐる課題を解決する方法を模索してきました。
大学院卒業後に取り組んだのは、不登校支援を行う認定NPO法人とコラボしたクラウドファンディング。朝刊発行部数43万部という西日本新聞のネットワーク
17歳でデモクラティックスクールを運営するNPO法人の代表に。子ども時代の自分が望んでいた“居場所”をつくる
「学校に通っているかどうかに関係なく、子どもたちが自信をもって生きられるようになってほしい」
そう語るのは、小学校5年生のときに学校に行かない選択をして、母親とともに子どもの居場所づくりを始めた長村知愛さん。周囲の大人のサポートを得ながら大阪府南河内郡でデモクラティックスクール「ASOVIVA!(あそびば)」を立ち上げ、17歳でNPO法人ASOVIVAの代表となりました。
今年20歳を迎える知
公立小学校から探究型スクール・ラーンネットへ転職。複業にも取り組み、「自分軸」で働く
埼玉の小学校で9年間教員を務めたのち、2022年4月より神戸の探究型オルタナティブスクール「ラーンネット・グローバルスクール」のナビゲータ(子どもの学びをサポートするスタッフ)となった齊藤勇海さん。
子どもの好奇心や探究心を引き出す学び場を全国に広げるため、現在はナビゲータとしての活動に加え、学校コンサルティングやセミナー講師、講演活動など幅広く活動されています。
公務員からパラレルワーカーと
アパレル事務所の一角で始まった、子どもたちのクリエイティブな居場所「ASOMANABO(アソマナボ)」
大学教授による科学実験や、元劇団四季のメンバーによる表現に特化したプログラムなど、他にはない個性的な習い事が集結したクリエイティブスペース「ASOMANABO(アソマナボ)」。「カラフルな居場所」「面白いオトナとの出会い」の2つを軸に、活動しています。
2018年に世田谷区の三軒茶屋で始まったアソマナボ。大人の服や子ども服のデザイナー兼ディレクターで、アソマナボ代表を務める大澤麻衣さんに、設立ま