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なんと!!悩みを半分にする方法がある

相手の反応を相手にゆだねてしまったら、悩みは半分になります。あとは反応しないように努めれば、感情で悩むことはなくなっていくかもしれません。とはいっても、どうしても反応してしまうという人は多いでしょう。ついカッとなる。つい言い返してしまう。なんとか反応しないコツはないものか?

そこでお勧め出来るのは心の半分を前に、もう半分を後ろに使う

よ〜くイメージしてもらいたいのが、心を2つに割って前と後ろ縦の列に並べる。

目を閉じてみて、前の方を向く心と、心の内側を見るイメージを持つようにします

前を見る心は、そのまま相手を見ることに使います。反応はしません、ただ理解する。相手をただ見て、その言葉が理解できるかどうかだけが問題です。

あの人が言っていることは、全く分からないと思うこともあるかもしれませんが、日本語であれば、言葉としては理解できるはず。ただ理解を拒んでいるのでしょう

その理由はこうしてほしい、自分が正しい、と相手に期待や要求を心で激しく感じているからになります。冷静に言葉を理解出来ていない。分かりたくない!と拒絶したく(親や、相性の悪い上司や部下)なる相手でも反応しないというクールな前提に立って客観視しましょう。

この時にもう一つの心である、後ろ側の心で自分の反応を見ます。怒りを感じているのか、過去を振り返っていないか、緊張、疑い、妄想が発生していないか…

そういう反応が発生してしまうことは普通です。ただ心掛けとして、常に心の後ろ半分は自分の心を見ることに使うようにします

後ろの心である自分の心が不安定に暴れ出すと、前の心まで暴れ出し相手への反応がいつものように爆発してしまいます。

これは怒りはもちろん、相手や自分への不安も同じです。怒り、緊張、怯え、恐怖疑念、記憶、妄想、悲しみ…このような感情に包まれていつもの悩みが完成していきます

最初の不快な感情が湧かないために、なるべく反応しないようにと努めるのです。心がけていれば、だんだんと不動心が育っていきます。


私の経験上で、初めてお会いした方や新入社員などとお話ししている時など、感情が動く発言や行動を起こされた時に、ちょっとだけ感情が動くことがあると思います。

しかし、続いていくと些細な事でも感情が大きく揺れてしまいませんか?

相手に対して、先入観、イメージ、妄想が出来てしまいます。ただ目の前の事実に目を向けられていない状態へ非常に陥りやすいと思いませんか?

また○○、どうせ○○、はぁ〜○○、でた〜○○、のようなワードが頭によぎった時がまさに先入観です。新入社員の初めましてにこんな感情は出ませんよね?

感情が揺れ動く助走を自ら作り出してしまっています。


目の前の事実だけに注視していき、上記のような心の分割以外にも感情が発生する前に深呼吸して呼吸を深く、心拍数を上げないようにすると良いと思います。


このような反応しないスキルは若いうちから知っておくべきだったと思っています。


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