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#エッセイ
溢れんばかりの「好き」たち
好きなものがたくさんある、何気に。
どちらかと言えば悪いところに目が行きがちで、悲しい性格してるな〜と思っていたけれど、どうやら様々なものに胸がどきどきするようなので、多分私はたくさんのものが好きなのだと思う。
そして好きだ...となるといてもたってもいられなくなって、お布団の中でジタバタ、ワーー叫びたい!といった気持ちになることが多々あるので、せっかくなら好きなものの好きなところをひたすら話
「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある
はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。
このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。
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ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。
日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「
ビンテージショップで常連になるのは『選ばれた人』だけだと思ってた
6年前、28歳の秋。
友達と知人の合間くらいの同世代女5.6人くらいで集まったとき。
そのうち1人が異様に洒落た服装で現れた。他の誰かが「そのコートかわいいね!」と声をかけたら「ビンテージの服にハマってる」とのことだった。
「もう安い服とかじゃなく大事な数着を長く着続けることにした」とか語るその子を死んだ目でみながら私は「いいなあ」とか「私もそうしたいなあ」とかじゃなく「そういう人生の人は良いよ