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たいせつな記事たち

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すきだなと思ったもの、こころがほぐれるもの、何度でも読み返したいものたち。
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#エッセイ

溢れんばかりの「好き」たち

溢れんばかりの「好き」たち

好きなものがたくさんある、何気に。

どちらかと言えば悪いところに目が行きがちで、悲しい性格してるな〜と思っていたけれど、どうやら様々なものに胸がどきどきするようなので、多分私はたくさんのものが好きなのだと思う。

そして好きだ...となるといてもたってもいられなくなって、お布団の中でジタバタ、ワーー叫びたい!といった気持ちになることが多々あるので、せっかくなら好きなものの好きなところをひたすら話

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肩書きのない私が、これから大切にしたい軸 〜趣味以上、仕事未満の学び〜

肩書きのない私が、これから大切にしたい軸 〜趣味以上、仕事未満の学び〜

「個の時代」「フリーランス」「複業」「パラレルキャリア」といった言葉が溢れている今日この頃。

次の十年、自分はどうやって身を立てたら良いんだろう?なんて、悩んでいる人は多いのではないか。

わたしもそんな人間の一人だ。

直近二年の間に「会社員」「会社員 × 複業」「フリーランス」の三つの働き方を経験しながら、「これからの働き方」や「自分のあり方」についてずっとずっと考えてきた。

その中で、特

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「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

「感動した!」と言ってもらえるぼくの料理には、圧倒的な戦略とロジックがある

はじめまして。鳥羽周作と申します。「sio」という代々木上原のレストランでシェフをやっています。

このnoteでは、ぼくがふだんどのようなことを考えながら料理づくり、お店づくりをしているのかをお伝えしていければと思います。



ただの「おいしい」ではなく「感動した!」と言われたいぼくが目指すのは、ただの「おいしい」ではありません。「感動」です。

日本に「おいしい」お店は無数にありますが、「

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すべてはグラデーション。いわーなまいさんに教えてもらった、“好き”を守りながら生きる方法

すべてはグラデーション。いわーなまいさんに教えてもらった、“好き”を守りながら生きる方法

お金の学校『toi』は、参加者の「お金」にまつわる悩みや夢を、校長・井上拓美&MC・くいしんと様々なゲストを交えて本気で考えることで、それぞれに必要な“問い”を一緒に探していく学校です。このnoteでは、メンバーの一員でもあるライターが講義を聞き、感じたこと、気づきや学びについて記録していきます。

●ライター:高城つかさ
1998年生まれ。家庭の事情で大学を中退後、2018年7月より本格的にライ

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”感受性”は簡単に鈍ってしまう

”感受性”は簡単に鈍ってしまう

感受性は、簡単に鈍るらしい。
というのは、ここ数年ひしひしと感じていることだ。

昔は、今よりずっといろいろなことを感じとれた。たとえば「今日の風はまろやかだ」とか「光が足元に模様を作っている」とか「氷が溶ける音は、泡のおしゃべりみたいだ」とか。それらの事象が目の前に無い状態で聴けば一見ポエムみたいだと思うかもしれないけれど、わたしにとっては「ありのままの今」だった。きちんと感じて、受け取って、言

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ビンテージショップで常連になるのは『選ばれた人』だけだと思ってた

ビンテージショップで常連になるのは『選ばれた人』だけだと思ってた

6年前、28歳の秋。
友達と知人の合間くらいの同世代女5.6人くらいで集まったとき。
そのうち1人が異様に洒落た服装で現れた。他の誰かが「そのコートかわいいね!」と声をかけたら「ビンテージの服にハマってる」とのことだった。

「もう安い服とかじゃなく大事な数着を長く着続けることにした」とか語るその子を死んだ目でみながら私は「いいなあ」とか「私もそうしたいなあ」とかじゃなく「そういう人生の人は良いよ

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独り暮らしが教えてくれた「選ぶ」幸せ。

独り暮らしが教えてくれた「選ぶ」幸せ。

疲れた夜に、思うことがある。

同世代の人たちと比較すると、
たぶん、私は手持ちのカードが随分少ない。
人生、ハードモードな気がしてきて、しんどくなる。

生まれ育った家は様々な困難があり、割りと貧乏だった。
住める実家もなければ、大学時代の授業料をまるっと借金している。
その上、稼ぎもそんなに多くはない。
毎月、家賃や光熱費、さらに奨学金が引かれていく。
また運が悪く、配属先が実家からギリギリ通

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