考えるOL
ありふれたOLの日記。
10年後のわたしへ。 お元気ですか?わたしは今、24歳の私です。 まだ社会人になって2年目。 そんな私から10年後のわたしへ手紙を書きたいと思います。 10年後のわたしは34歳ですね。 仕事は順調ですか? バリバリ活躍してますか? 後輩から信頼されるような先輩になってますか? あ、結婚はしましたか? 子どもはうまれてますか? 仕事と育児、ちゃんも両立できてますか? そういえば、転職はできてますか? やりたいことを仕事にしてイキイキとしてますか? 旦那さんのご両親とは上手くや
基本的にはズボラな私は、会社にオシャレをしていくのはもったいない(?)と思ってしまうので、毎日ユニクロをローテーションさせて過ごしている。もはやスティーブ・ジョブズの色違いバージョンみたいになっている。 けれど、髪の毛だけはちゃんとヘアアイロンで巻いている。いや、当たり前かもしれんけど、私にとってはがんばっている。 中学生の頃、髪の毛を初めて巻いた日。 登校するなり友達に、あれ!?今日巻いてる!?と聞かれ、とったさに「寝癖だよ」と答えたのを今でも覚えている。 そんなわけ
東京のぬるい夜風に撫でられる度に思い出す。 飲み会終わり、八王子の公園で氷結のグレープフルーツをアイスボックスに注いで飲んだり。 神楽坂の屋台で買った、焼きそばの紅生姜に染められた部分が美味しとか美味しくないとか言い合ったり。 新宿御苑で雨に打たれて、びしょ濡れになった服の気持ち悪さも感じなかった雨宿り。 東京をへとへとに歩き回った最後に、豊洲のららぽーとで見た、あのとろけるような夕焼けを。 気がつけば、大学の4年間よりも、長く社会人をやっている。 残業帰り、ああ
今年も、あまり給料が上がらなかった。 けっこう頑張ったつもりだった。 けれど、頑張った見返りをそう簡単にもらえるわけではない。会社員なので、仕方ないとは思いつつも、気分はずーんっと沈み、前に進む足取りが重くなる。自転車のペダルをめちゃくちゃ漕いでいるのに、目の前の坂道を1mも前に進んでいないような気分だ。 こんなんじゃ、10年、20年後も、働いているという想像がつかない。漠然とした不安を抱えながら、この梅雨の空気を吸っていると、何もやる気が起きなくなってしまう。 じつは年
こんちは。Twitterをメインに発信している「考えるOL」です。私の自己紹介と今まで受けたお仕事についてまとめました。 お仕事の依頼はthinkingoodol@gmail.comまでお気軽にご連絡ください! プロフィールお仕事の依頼について「日常をがんばる人を励ます」ことをもっと広げてやっていきたいです。伝える手段と届けられる層の幅を広げていきたいです。考えるOLにできることがあれば、thinkingoodol@gmail.comまでお気軽にお問い合わせください。あらか
いつからか、サンタさんにプレゼントを願わなくなった。 大学生の頃、鼻の穴から手が出るほど欲しいトレンチコートに出会った。とっても美しい淡いブルーのトレンチコート。大学生最後の春にどうしても着たかった。値段は2万円。学生にとっては高価だった。 アルバイト代から地道に貯金した2万円を握りしめ、手汗をかきながら再びお店に突入して、お目当てのコートをすばやく手に取った。 レジに並んでいると、私と同い歳くらいの女の子と母親らしきふたりが目に入った。私が購入するコートと
どうもどうも。 考えるOLです。 なんとー!!11月にKADOKAWAさんより初の書籍が発売されることになりました~!!ぱちぱちぱち👏 タイトルは「がばらないことをがんばるって決めた。」です。 考えるOLのアカウントで発信してきたツイートをもとに、 書き下ろしたエッセイ集です。 そして、おさつ様にイラストを書き下ろしていただきました! このイラストがほんとーにすてきなんですよ。よ! 構成としては、ツイートの掲載、ツイートにまつわるエッセイ、イラストと言葉でつくったおま
ある日突然、何もできなくなった。 ワンコールで必ず取っていた電話も、取り急ぎメールを確認した旨の返信も、すぐに上司や先輩へわからないことを聞くことも。何かタスクが降ってくるたびに、心臓を殴られたかのように動悸がとまらなくなった。 やる気まんまんだった新入社員の私は、いともかんたんに会社に行けなくなったのだ。 病院で「うつ病」と診断され、そこから約数か月の間、休職することになった。休むと決めた瞬間は、体中に絡みついて離れなかったストレスが少しだけほどけていくよう
もうがんばるの、やーめた。 私は、ずっとがんばりやさんだったとおもう。 こどものころからよく「しっかりしてるね」「がんばってえらいね」と言われてきた。褒め言葉だったと思うけど、ちっともうれしくなかった。 ただ甘えられる環境がなかっただけだし、がんばらないと認められないと思っていた、とても可哀想な子どもだったと今では思う。 育った環境は決して他人に話せないような複雑な問題で溢れていた。 友達のお母さんに「◯◯ちゃんはしっかりしててがんばりやさんでえらいよね~!!うちの子な
「今、何考えてる?」 10代最後の夏だった。夜の海を眺めながら何度も聞かれた。
疲れた夜に、思うことがある。 同世代の人たちと比較すると、 たぶん、私は手持ちのカードが随分少ない。 人生、ハードモードな気がしてきて、しんどくなる。 生まれ育った家は様々な困難があり、割りと貧乏だった。 住める実家もなければ、大学時代の授業料をまるっと借金している。 その上、稼ぎもそんなに多くはない。 毎月、家賃や光熱費、さらに奨学金が引かれていく。 また運が悪く、配属先が実家からギリギリ通勤圏内ってことで家賃補助がでない。クッソ!!!実家すんでねえのに!!! たまに
考えるOL、ライティングの仕事がしたいです。 読む人の生きる世界が変わるわけではないかもしれないけど、世界の見え方が変わるような、そんな文章を書きたいです。 学生の頃、心がびりびりにちぎれるような恋をした。大切な人たちに裏切られて、死んだほうがマシだって何度も思った。そんな地獄でうようよ彷徨っていた私に救いの手を差し伸べてくれたのがTwitterだった。 夏生さえりさんや、カツセマサヒコさんのツイートに出会って、私が生きるこの世界は簡単には変わらなくても、世界の
私はどこにでもいるような、いたって普通のOLだ。 都内の私大を卒業後、中堅企業の総合職で代理店営業をやっている。 ありふれたOLで多くの人の興味を惹き付けるような美貌やハプニング、お金持ちでもなんでもない。そんな私がTwitterのフォロワーが1万人を超えた。 私は元々、言葉の領域、または広告の領域で働きたかった。 でも、その夢は挑戦もせずにあっけなく散った。 社会人になって全く関係ない仕事に就きながら、日々絶望を味わっていた。 あのとき、もっと挑戦すればよかった、世界を知
仕事やめたい。たった1年半だけしか働いてないけど。仕事量もそんなに多くないけど。まわりの人も厳しくないけど。というかむしろ優しすぎるし。お給料も多くはないけど少なくもないけど。転勤もしてないし家族も恋人も近くにいるけど。それでも、毎日毎日やめたいやめたいやめたいって気持ちになる。なんでだろう。その答えがだんだんわかってきた気がする。怒られないためにちゃんと仕事してる、嫌われないためにちゃんと仕事してる、貧乏にならないためにちゃんと働いてる、ぜんぶ、ないないないない、だ。今の生
こんにちわ。今日も今日とて考えるOLです。質問箱にいただいた質問についてまとめて回答していきまーす! 現実的に考える訓練は、現実を知ることだと思います。就活は50社以上、説明会および選考を受けました。あまり良いやり方ではなく非効率だったけれど、結果論として、失敗も含めて世の中は夢物語ではないと受け入れられるようになりました。まずは自分の足で目で、現実を知ることから始めてみるのがおすすめです。 考えすぎだよってよく悪口言われるからです。でも考えることは楽しいことだし、生きる
どうも、メーカーで営業をしている新卒1年目の考えるOLです。 20卒の就活生の方からこんなDMが届きました。 要約すると、「内定した企業に納得がいかず就職活動を再開したいが、エージェントは希望の求人を紹介してくれるか」との相談ですね。私自身、去年の今頃、この相談者の方と同じように内定先への不安から、就活を再開して、現在務めている会社に内定をもらった経緯があります。求人にたどり着いたきっかけはマイナビのエージェントから紹介を受けたことでした。そんな私からのこの質問に対する答え