Oriel

たからばこの名前は、Orielです。

Oriel

たからばこの名前は、Orielです。

マガジン

  • たいせつな記事たち

    すきだなと思ったもの、こころがほぐれるもの、何度でも読み返したいものたち。

  • やさいのおかし

  • かいたもの

    他の場所で自分が書いたもの。

最近の記事

ねこバスが横切った夜

昨日の夜、どうしても忘れたくない、残しておきたいことが起こったので、久しぶりにnoteを書こうと思う。 昨晩22時頃、わたしは友人たちと公園のベンチで談笑していた。 秋の夜長、ホットコーヒーとアイスを食べながら、さらりとした心地良い空気に包まれて、とても穏やかで平和な時間だった。 その日は1日晴れていたが夜になって少し雲が出てきた。明日は10℃も気温が下がって雨が降るらしい。半月から1日過ぎ、少しだけぷっくり膨れた朧月夜。風はそんなに吹いていなかった。そんなに、というより

    • たからばこ④上の空

      ふと、" 上の空 " ってすごい日本語だな、と思った。 意味を調べると、 "心がうわついて落ち着かないさま" だそうだ。 空の上を見上げてしまうほど、ボーッとしている様子。 そんな姿を見て、上の空と昔の人は名付けたのだろう。 ...空の上、を、逆さにして、上の空、にする、センス、良すぎない...? 倒置法というほど長い文章じゃなく、単語と単語を入れ替えただけだけど。 それを逆さにしてしまうそのセンス...好きすぎる。

      • たからばこ③季節の移り変わり

        前回のラルフさんの言葉の、少し続き。 わたしは前職も割と季節を感じる仕事だったけれど もっと日常的に、というか その日その日の天気や気温を感じて 動けるような仕事がしたいと思っていた。 ラルフさんみたいに、 今日は暑くなりそうだからレモネードをたくさん仕込もうとかね。 今日は牛乳を少し置いておいたら、 結構水滴がたれて 作業台が濡れてしまって 拭かなきゃいけないというタスクが発生してしまったけど なんか少し、ふふふってなった。 もう、春なんだなあって。 冬の時は全然だった

        • たからばこ②ラルフさんの言葉

          木曜日にはココアを 偶然手に取ったこの本は、私の中で大切な大切な言葉をくれた。 ラルフさんは、お金をきっちりと数えたり管理したりする仕事も嫌いではありませんでした。でも今は、お客さんたちと友達みたいに仲良くなったり、「今日のトマトは艶が良くて美人だぞ」とか、「暑くなりそうだから、冷たいレモネードを多めに用意しておこう」とか、「ペーパーナプキンのデザインをちょっと変えてみようかな」とか、「数字」ではなく「自分が感じること」で仕事が動いていく、そんな日々が楽しくてたまらないの

        マガジン

        • たいせつな記事たち
          27本
        • やさいのおかし
          2本
        • かいたもの
          2本

        記事

          たからばこ①バターのような夕焼け

          いつも行く本屋で いつもは見ないコーナーに ふと立ち止まってみた。 パッと目に入った本を取る。 どうやらイラスト付きの詩集のようだった。 パラパラっとページをめくる。 好きな色が目に入ってふと手を止めた。 "    " あ。 これ、すきだ。 普段なら1000円を超える本は 買うかどうか一晩おいて考えてみるのだが その本はすぐに購入した。 この言葉を、手元に置いておきたかった。 夕焼けがとてもすきで その理由はよく分からない。 どこか懐かしい感じ、 少し切なくな

          たからばこ①バターのような夕焼け

          たからばこ

          長く書くのも、 短く書くのも自由。 ここには、 あ すきかも と感じたモノ、コト、人を 記していきます。 ふと読み返した時に、 すき  がいっぱい詰まった 私だけの、たからばこ。 そう感じられるような そんな使い方をしていこうと思います。

          たからばこ

          私から見た、「私たちのSTORY BOOK」

          LEBECCA boutiqueと6curryのコラボの思い出を綴る、L and 6curry 「私たちのSTORY BOOK」がついに完成しました! 詳細はこちら👇 LEBECCA boutiqueと6curryがコラボして生み出されたワンピース。このワンピースがある日常を切り取り、様々なシーンに合わせたコーデがぎゅっと詰め込まれた一冊になっています。 写真集でもなく、 コーデブックでもなく、 STORY BOOK。 この名称はスタート時から最後まで、ずっと変わりませ

          私から見た、「私たちのSTORY BOOK」

          【5月のやさいのおかし】アスパラと甘夏のサワークリームドーナツ

          こんにちは。 今年の梅雨は、突然降り出す雨が多いですね。 向こうは青空、こちらは雨雲という景色をここ最近だけで2.3回見たような気がします。 さて、5月のやさいのおかし、完成しました。 毎月つくると宣言した直後に怠ってしまって、反省...。 思ってた以上に初手から苦戦しました🤭 試作を重ねてできたおかしがこちら。 "アスパラと甘夏のサワークリームドーナツ"です。 アスパラは塩茹でして細かくカットし、甘夏はピューレにして生地に混ぜ込みました。 サワークリームドーナツとは、

          【5月のやさいのおかし】アスパラと甘夏のサワークリームドーナツ

          やさいのおかし、始めます。

          やさいのおかしを、作ることにしました。 毎月ひとつ、その時に採れる野菜を決めて、その野菜を生かしたおかしを作ります。 〜流れ〜 ①まずは、焼いたり茹でたり揚げたり、切り方を変えてみたり、色々な方法で調理します。栽培方法や品種なども調べて、その野菜と向き合います。 ②つぎに、色んな食材と合わせてみて、どの組み合わせが美味しいか探していきます。 ③そして、どういうお菓子にするか考えていきます。 野菜によってはこの順序通りにいかないかもしれませんが、これはその野菜との仲良

          やさいのおかし、始めます。

          【たからばこを、あけてみる。】1.木曜日にはココアを

          わたしは、人一倍感受性が強い。 自分の外側にあるものも、内側にあるものも、小さいものにも敏感に反応して深くて強い感情が生まれる。 そのため傷つきやすく、心が壊れてしまったこともあった。 反面、強く感情が高ぶったり心を揺さぶられて、すきだなあと感動したことはずっと自分の中に残っていて、きらきらした結晶となり、自分の内側にある宝箱に入っている。 タイトルに惹かれて観に行った映画のワンシーン、 友達に借りて読んでみた漫画の一コマ、 本屋で自然と手が伸びた本の文章、 聴くたびに涙が

          【たからばこを、あけてみる。】1.木曜日にはココアを

          こころをあたためてくれた場所

          2021.4.2 発表の投稿を、読んだ。 自分でも驚くほど、こころは静かだった。 いつか近いうちにこの日が来ると予感していた。 なんでもうコート作らないんだろう? なんで2021年の夏までの計画しか発表されてないんだろう? なんで後半の計画についてはノータッチなんだろう? 伏線がたくさん散りばめられていたから。 でもあれから数日経って えるさんやスタッフの方々の投稿、 レベッカを通して出会った友達の文章を読んで 悲しさと寂しさが溢れてきた。 noteを書くのは閉店する最後

          こころをあたためてくれた場所

          私たちのワンピース伏線回収の会 vol.1

          赤澤えるさんがつくったアートブック・私たちのワンピース。 この本は、見る時間帯や自分の状態によって、見え方が変わってくる不思議な本。 えるさんがこの本は意味ある伏線がたくさん散りばめられていて、その全てに意味があると言っていました。 そこで、えるさんのことが大好きな6人で、自分たちが気づいた部分や人から聞いた部分を共有しあう会を開きました。 ①本の入口となるデザイン 一人は、始まりの部分にある5人の少女が私たちのワンピースを纏って写っている写真は、この本の始まりを表し

          私たちのワンピース伏線回収の会 vol.1

          自分らしさとは。〜12/17私たちのワンピースクロージングイベントメモ&見返して気づいたこと〜

          メモ帳を持ってきてよかった。 イベントが終わったとき真っ先にそう思ったくらい、残しておきたい言葉が飛び交う熱い時間でした。 📕 12月17日、青山ブックセンターの奥のスペースで、「私たちのワンピース」展トークイベントが行われました。 このトークイベントは、赤澤えるさんが制作した私たちのワンピースという本の展示のクロージングイベントも兼ねて「自分らしさ」について語り合うというイベント。 ゲストはえるさんと親交が深いSHE IS SUMMERのMICOさん、司会はShe is

          自分らしさとは。〜12/17私たちのワンピースクロージングイベントメモ&見返して気づいたこと〜

          2020年、そして2021年

          年が明けて、3日に1人、4日に1人と、去年1年間で仲が一気に深まった友人と会った。 自然と、話題は去年1年間の振り返りへ。 私にとっての2020年は一言で言うと"変化"の年だった。 大きな別れがいくつもあった。 10年間大好きだったグループが休止をした。 新卒で入った職場を退職した。 その他もろもろ。 生きがい、仕事など。 そのどれもが自分が生きていく中で、割合が大きいものばかりだった。 別れを経てスッキリしたものもあれば、人生で1番と言えるほど苦しんだ別れもあった。

          2020年、そして2021年

          ものづくりの生産背景に興味を持ったきっかけの話。

          これは、自分の中の核となる部分の話。 ずっと何年もうまくまとめられなかったけれど、先日赤澤えるさんの会社設立の文章を読んで思考がフル回転するスイッチが入り、まとめる事ができた。 記録として、noteに記します。         🐾  🌳  🐾  幼い頃から動物が大好きだった。 犬が好きで、愛読書は犬の大図鑑。将来はドッグトレーナーになりたいと思っていた。 そんなある日、姉が猫を拾ってきた。その猫と一緒に暮らすことになった事をきっかけに、犬だけではなく動物全体に興味を持

          ものづくりの生産背景に興味を持ったきっかけの話。

          夢日記「僕のこの格好、きらいですか?」

          気持ちのいい高い秋の空。 その日わたしはほぼ初めて、小田急線下北沢駅に降り立った。 今住んでいる京王線幡ヶ谷駅から電車で行こうとすると、すこし面倒な距離にある街。 ところが最近、歩いていくとわりと近い距離だということに気付き、行ってみることにしたのだ。 古着や雑貨など昔からあるようなお店や、今話題のカフェなど、昔と今のカルチャーが入り混じったような街。カレーファンが集う街とも言われるほど、カレー屋さんが多い。せっかく来たのだから、美味しいカレーを食べて散歩しよう。 ああで

          夢日記「僕のこの格好、きらいですか?」