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短歌・歌集

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歌集・短歌・短歌に関係ある日記など。
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#短歌

短歌の意外な障壁-2025年2月7日日記-

短歌の意外な障壁-2025年2月7日日記-

某短歌賞に応募しようと毎日少しずつ原稿を書いている。

仕事は4月からなので、今のうちに悔いのないよう色々取り組んで、満を持して仕事出来るようスケジュールを逆算して動いている。
※それについての記事

そんな時、自前のノートパソコンのWordが、「横向きの用紙に縦書き」が出来ない事に気づいた。
歌稿を作る者としては致命的だ!
使っているWordがネットワーク版で、ダウンロード版ではないからだ。

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人生で出会う短歌-2025年2月6日-

人生で出会う短歌-2025年2月6日-

短歌が好きで色々見ていると、ふと腑に落ちる短歌と出会う。

2025年2月6日の読売新聞詩歌のコラム「四季」で、納得の短歌が紹介されていた。

短歌だけではなく長谷川櫂さんの解説文も良かった。しかし丸々引用するのも気が引けるので各自読んでください。

人生には「まさかの坂」がある。
私も前職を「職場の爆散」で失った。守秘義務があるのでぼかして書く。
安定の道から、ある日いきなり外れて本当に目の前が

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短歌日記「明日雪っぽいよ」-2025年2月1日-

短歌日記「明日雪っぽいよ」-2025年2月1日-

今日は前の職場で出会った友達とランチに行く。
12月に話が出て、お互い色々忙しく、ようやく2月に!という流れ。お互い積もる話が多くて、すごく楽しみ。

初句が句またがりだけど今の気持ちが楽しみで句またがりだからオッケー!

何ならこれも短歌に出来そう。

以上。行って来ます。

短歌と俳句をはしごして-2025年1月28日の日記-

短歌と俳句をはしごして-2025年1月28日の日記-

常々疑問な事がある。

私は短歌と俳句両方作っている。
短歌は高校二年生から、
俳句は大体五年前くらいから作っている。

その都合で、歌会にも句会にも、歌集や句集の出版記念会にも、予定が合えば行ったりする。

そこで、句会に行くと
「俳句より短歌の方が流行っている」
という話を聞き、
歌会に行くと
「短歌より俳句が流行っている」
と聞く。
毎回、結局どっちなんだろうと思う。

誰かこの現象に名前を

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短歌紹介日記-「舞いあがれ!」の歌集より-

短歌紹介日記-「舞いあがれ!」の歌集より-

-2025年1月19日の日記-

日記

最近ふと思い出す短歌がある。

この短歌は朝ドラ「舞いあがれ!」のアンソロジーの歌集『トビウオが飛ぶとき』から引用した。

昨今では、様々なやむを得ない理由で退職代行業が流行している。いつかは就職代行や面接代行も出てくるかもしれない。現在でも就職斡旋業やキャリアアドバイザーが、同じでは無いがそれに近いのではないだろうか。

今、私は面接の結果待ちで退屈かつ

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『水色の傘は買はない』(池田玲歌集)を読む。

『水色の傘は買はない』(池田玲歌集)を読む。

『水色の傘は買はない』(池田玲歌集)を読んだ。

歌集の概要

家族のことや、病気や手術の事など人生の一大事を詠みつつ、ユーモアのある短歌もあり、人生経験を活かした一冊だと思う。

2024年の第27回日本自費出版文化賞 大賞作品。

リンク↓

五首選

以上。

「まろにゑ」2024年10月号を読む。

「まろにゑ」2024年10月号を読む。

短歌同人誌「まろにゑ」を頂きました。

勉強のために「まろにゑ集」のコーナーから、各人の短歌を紹介します。

「木のオルゴール」福田淑子 より

連作の表題でもある一首。

オルゴールの材質が木である点もあたたかみを感じさせる。

朝顔だが、藍の絞り染めを連想した。

「魔法の箱」池田祥子 より

下の句で「髪が長い状態から短く切ろうとしている」ことが伝わる上手さがある。

人生の妙を感じた一首。

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『みじかい曲』堀静香歌集を読む。

『みじかい曲』堀静香歌集を読む。

かばん会員の堀静香氏の
歌集『みじかい曲』を読みました。

装丁

表紙のかわいらしいドーナツの絵が目を引く一冊。

パラフィン紙が巻いてあり、
本格的かつ保存しやすいです。



おめでとう、と打って出てくるいくつかの絵文字のなかからいいのを選ぶ

いつしかそれが呪文になって永遠にまわりつづけるサンカンシオン
三寒四温をカタカナにするとたちまち呪文のようになる面白さ。

そうだと気づく春は突然

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没短歌をどうする。

没短歌をどうする。

雑談かつ日記。

スマホのメモ帳や、
クラウド保存しているWordファイルに、
ボツの短歌がわんさかある。

そういった場合、どうするか悩む。
内容が良くないものはお蔵入りで良いが、
詠んでみたけどなんだか既視感がある短歌は著作権的に発表しない方が良いし、
どこかに応募するには一味足りないとかイマイチな短歌は時間を置いて校正すれば輝く可能性がある。

最近、短歌系のアプリでは
57577という短歌

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まろにゑ第90号・一首選

まろにゑ第90号・一首選

頂いた「まろにゑ90号」2024年6月号より、各連作から一首選をしました。

連作の前半はニュースなどの時事詠。
後半は作者のペットのイシガメの「カメグチくん」についての短歌群。

※添え書き
「自然は生産性ではなく再生力、効率ではなく適応によって成り立っている。」
ジェレミー・リフキン
(朝日新聞二〇二四年一月七日「(対談) 気候危機と人類の今後」より)

連作は子育てが実感のある内容で描かれて

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ご参加頂きありがとうございました!-短歌募集企画-

ご参加頂きありがとうございました!-短歌募集企画-

かばん誌掲載の、第二歌集『グロリオサの祈り』の関連企画に、
ご参加頂きありがとうございました。

Xのポストを「いいね」と「リポスト」して頂いた方々もありがとうございました。

お陰様で、多くの短歌をお寄せ頂き、
「花束」のボリュームになりました。
本当にありがとうございます。

お寄せ頂いた短歌は、かばん誌の企画ページとして編集されて掲載されます。
かばん誌の2024年6月号です!

企画に参加

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AIと短歌-創作活動の未来-

AIと短歌-創作活動の未来-

最近、短歌がChatGPTでも作れるようになりました。

元々短歌の自動生成は、
旧Twitter上で「星野しずる」という
アカウントが有名です。

そんな昨今、私がずっと思っている事として
「AIで作れない、人間でしか作れない短歌を追求したいが、どうしたら良いか」
という事です。

それを実現するには
人間に出来て、AIに出来ない事
すなわち「人間とAIの差別化」が大事だと思います。

そのよう

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短歌募集企画!🌸〆切迫る🌸

短歌募集企画!🌸〆切迫る🌸

🌸短歌募集🌸
2月29日(木)〆切です。
💐ご参加をお待ちしております💐

『かばん』6月号では屋上エデン歌集『グロリオサの祈り』(岡田美幸名義)を特集します。
それにちなんで、皆さんから『花』の名前を詠み込んだ短歌を募集します。

お送りいただいた短歌はかばん2024年6月号の特集内で掲載されます。

かばん会員以外のかたの投稿も歓迎です。

よろしければお知り合いのかたにもお伝えく

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かばん誌・歌集特集・短歌募集!

かばん誌・歌集特集・短歌募集!

かばん2024年6月号特集のため、『花』をテーマにした短歌を募集いたします。

詳細

かばん会員でない方の応募も歓迎いたします。

お送りいただいた短歌はかばん2024年6月号の特集内で掲載されます。

必ず花の名前を詠み込んでください。

作例

締め切り

2024年 2/29(木)24:00

お問い合わせ

企画チーフ/壬生キヨム

kiyomumibu@gmail.com

応募フォー

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