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短歌紹介日記-「舞いあがれ!」の歌集より-

-2025年1月19日の日記-


日記

最近ふと思い出す短歌がある。

かはつて遣れぬこと多き世にありて競走馬運搬車ひた走る

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この短歌は朝ドラ「舞いあがれ!」のアンソロジーの歌集『トビウオが飛ぶとき』から引用した。

昨今では、様々なやむを得ない理由で退職代行業が流行している。いつかは就職代行や面接代行も出てくるかもしれない。現在でも就職斡旋業やキャリアアドバイザーが、同じでは無いがそれに近いのではないだろうか。

今、私は面接の結果待ちで退屈かつ不安である。どうせ気もそぞろならと今回文章を書いた。

上の句の「かはつて遣れぬこと多き世にありて」の部分が、今の私にとても刺さる。

競走馬は競走する運命から逃れられず、馬運車で運ばれるしかない。
しかし私は人間で、自分の人生は競争馬よりかは自分で選べるはずであり、そう信じたい。

私の人生も誰も代わりは出来ないはずだから頑張ろう!と襟を正す気持ちになる一首である。


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過去の「舞い上がれ!」の歌集『トビウオが飛ぶとき』の紹介記事


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最後までお読みいただきありがとうございました。 もっと面白い記事を書けるように日々頑張ります。 次回もお楽しみに!