失敗を「一度で終わらせる人」と「繰り返す人」の差
こんにちは、ラン丸(@sign45917948)です。
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はじめに
残念ながら、仕事は毎日が充実感に溢れたものばかりとは限りませんよね。
ほんの些細なミスでお客様や周りに迷惑をかけることもあります。
どんなに優秀な人でもミスをしない人はいません。
しかし、何度もミスを繰り返す人と、一度のミスで終わらせる人に分かれているのが現実です。
その差はどこから生まれてくるのでしょうか?
そこで、今回は「仕事でミスを『繰り返す人』と『繰り返さない人』の違い」について解説していきます。
連続ミスは「ルールブック」の有無で防ぐ
ミスを回避する決定的な要素を発見しました。
それは、「ルールブックの有無」です。
ミスを回避するための明確なルールを自分で作っていたのです。
世の中には様々なルールが存在します。
野球やサッカーなどのスポーツのルール、車を運転する際の交通ルール、仕事をする時の就業規則など。
ルールの内容は異なるものの、その目的はただ1つ、正しい枠組みを決め、物事をスムーズに運営することです。
無法地帯という言葉があるように、もしルールがなければ正しい・悪いの軸がなくなり、判断が曖昧になってしまいます。
この判断が曖昧になるという状態にミスが起こると考えています。
Aが良いのか、Bが良いのか。それともCが最適なのか?
ルールが決まっていなければ、その都度迷い、考えている間にミスを起こしてしまいます。
「段取り八分・仕事二分」ということわざがあるように、ビジネスにおける成功の8割は、事前準備で決まります。
そして、ミスをしないための8割の事前準備こそ、「ミス回避のルールブック」を作ることなのです。
このルールブックさえあれば、もう判断に迷うことはありません。
もちろん、同じミスを繰り返すこともありません。
さらに事前に何が駄目なのかを把握できるため、ミスどころかクライアントや上司が喜ぶ提案を先回りして行うことも可能になります。
たった1つのルールブックが、まさに天と地ほど異なる結果を引き寄せるのです。
そして、ルールブックは誰でも簡単に真似できます。
次に、ルールブックを簡単にみていきますので、ぜひあなたの習慣に取り入れてみてください。
ミス回避のルール4選
1)順番を決める
ミスの大きな原因のひとつに「集中力」があります。
集中力が高ければ、ミスなく高いクオリティの仕事をこなすことができます。
逆に集中力が乏しい状態では、優秀な人でも簡単な仕事でミスを犯してしまうものです。
そんな重要な集中力ですが、誰にでも限界があります。
どんなに集中力がある人でも、2時間も3時間も集中し続けるのは難しいのが現実です。
そこで重要なのが、「メリハリ」です。
仕事はすべてが同じプライオリティではありません。
プライオリティー(Priority)とは、英語で優先順位、または、先取権を意味します。 ビジネスにおいても、ほぼ、同様の意味で使われています。 優先順位と言う意味で使用される場合は、高い、低いで表現されます。
利益の大小、緊急度の高い・低いなど、冷静に考えてみれば、「Aの仕事が先で、Bの仕事が後」という順番があるはずです。
「仕事に順番を付ける」というルールを守るだけで、重要な仕事でミスすることは激減すると思います。
2)予定より15分早く出社する
出社早々、「急ぎで企画書をまとめてくれ」と上司に言われたら、誰でも慌ててしまうものですよね。
あり得ないミスは、この「慌てる」という状態からも生み出されます。
そこでおススメなのが、「予定より15分早く出社する」というルールです。
「朝の10分が一日の成果を決める」と言われるほど、朝の事前準備は大切です。
その10分よりもさらに5分早く行動を早めれば、さらに効果を増すことが期待できます。
皆、予定より早めに出社し、慌てない事前準備を行っています。
ほんの少しの時間の余裕が、ミスを大きく回避できるコツです。
3) メモは「わかるように」書く
ミスは、やり方の間違いからも生まれます。
例えば、上司から「この請求書を『郵送』で送ってくれ」と言われたのにも関わらず、「メール」で送っては、同じ請求書を送るにしても手段が違うのでミスとなります。
それを回避するために、クライアントや上司からの指示はメモを取るのが一般的です。
ただ、その書き方、正しい書き方になっていますか?
仕事のできる人は、書き方までルール化しています。
メモを取ったけど、あとから読み返したら、何が書いてあるかわからない・意味がわからなくなったなどの経験はありませんか?
メモを取る際は、「いつ・何を・誰が・どうする」ということが、きちんとわかるように書くのが鉄則です。
書いた雰囲気ですませてはいけないのです。
ミスを回避するために「メモはわかるように書く」ということをルールにしましょう。
4)報告する
そもそもミスは誰が決めることでしょうか?
あなたでしょうか?いえ、そのほとんどは、第三者(上司やクライアントなど)です。
第三者にとって間違っているからミスになる。これが真相ではないかと私は思います。
だとすると、相手に「これで大丈夫ですか?」と確認して仕事を進めればミスする可能性は低くなるものです。
「〇〇と考えて進めますが、問題ないでしょうか?」「××というところまで出来ました」など、自分から声を掛け、報告するようにしましょう。
この、「報告する」というルールを守るだけでミスの8割は防ぐことができると私は思います。
まとめ
ミスはルールブックの有無で決まるとお伝えしてきました。
失敗を何度も繰り返す人は、ルールブックを持っておらず、場当たり的に仕事に取り組んでいるのだと私は考えます。
これでは、いつまでたっても改善されるわけはありません。
逆に正しいルールを知っていれば、「ミスの少ない人」という評価を得ることもできるのではないでしょうか。
着実に仕事をこなしていけば、「きちんとした人だ」「○○さんなら任せて安心だ」というポジティブな評価を誰でも得ることができます。
あなたの人生の評価は毎日のルールで変わる。
シンプルだけど、とても大きなことだと私は思います。
もっと、ミスについて深く学びたい方は、講談社文庫の
失敗学のすすめ/畑村洋太郎をオススメします。
今回は、以上です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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