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人生のレイオフ《完全休養》期間を設けることの重要性
▢レイオフは直訳すると一時解雇、一時休止期間
レイオフは企業の業績悪化に伴い、人件費を一時的に削減する為に従業員を一時解雇する意味でも使われる言葉ですが、筋トレ用語でも数週間から数か月間一時的に筋トレから離れて
心身の疲弊を完全に回復させる意味でも使う言葉です。
今回は完全休養という意味でのレイオフについて書いて行こうと思います。
■真面目な人やエネルギッシュな人ほど見えない疲弊に注意が必要
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週休二日制で土日休みで、平日は夕方や夜に家に帰って体を休めるという方やシフト制で様々な時間に働かれている方、はたまた自営業の方など
生きて行く上で皆さん何らかのお仕事や家事等の活動をされていると思いますが、責任感が強く、真面目な方ほど家でも仕事の事を考えてしまったり、他人の心配や、みんなが頑張ってるのに自分は休みでゆっくりしてると軽い罪悪感に苛まれてしまったりして
仕事が終わって休んでいるようでも頭の中で仕事やこの先のことなどを考えてしまうや、エネルギッシュで夢や野望がある方で次から次へと壁をぶち破って自身の目標に近づこうとしている方など
上手に休暇をとりながら、休む時は気持ちを切り替えて何も考えないでゆっくり出来る方ならば問題はありません。しかし
様々なストレスに対応する為に交感神経が優位に働き、高揚感や焦燥感に駆られ、前日睡眠不足でも眠くない、休んでいないのに疲れを感じない
一見気持ちが充実していて、疲れを吹き飛ばしているかのように感じても、目標に燃え興奮状態が続いているが故に、寝てる時や休んでいる時に副交感神経が優位になって体が細胞を修復、栄養吸収するリラックスモードが不完全になった状態が続くことより
睡眠が浅くなったり、よく眠れないから酒量が増えてみたり、それによりレム、ノンレム睡眠のサイクルが狂ってしまう等の積み重ねが一気に表面化して行くことが
原因の分からない不調に繋がることがります。そして更に
この気づかない疲弊を放置し続けてしまうと、仕事や私生活で上手く行かない時にブチっと筋が切れたように過敏性腸症候群や心因性喉嗽、躁うつ病に近い精神過敏状態に陥り
本来の性格上ではなく、心身の不調、追いつめられているが故に思いがけないミスや人間関係でトラブルを起こすこともあると行ったように、見えない疲弊というのは知らず知らずのうちに自分を蝕んでいたりもします。
脅す訳ではありませんが、何か目標を達成する上で行動するのと同等に休むことも大切で、自分では休んでいるつもりでも長期的に振り返ってみて
昔の自分よりも精神的に凄くゆとりがなかったり、快調な日が如実に減ったな、、と感じたのならば、潔く心身をしっかり休めて自分の不調の原因を探ることも生きる上で重要だと私は考えます。
◇休んでるようで心身が休めてない時に起きる症状
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私自身、学生時代の部活と習い事とバイト3つ掛け持ち、ブラック企業、夜仕事、自営業等の社会経験の中で、今思い返すと心身の不調に繋がった疲れの合図だったことだなと感じたことが5つあるので解説して行きたいと思います。
①何となく朝にスッキリしない気分になってくる、集中力が続かない意識散漫としてくる
②ネガティブに捉えてしまうことの比率が昔よりも増えてくる
③酒量、食欲が増える
④お腹の調子が何となく悪い
⑤寝る時に良く夢を見る、途中で起きてしまう。
まず、寝て体の疲れが取れたとしても何となく気分的に朝スッキリしない日が増えてきます。自分が納得して選択し、目標を持って行う事柄において、やる気が出ないなんてことは私の場合は珍しく
朝準備をして動いて行くうちに脳の血流が良くなってきて、体も頭も起動して行くのですが、何となく一日気分がすっきりしない。特に日照時間の短い2月にこれが重なってしまった時は憂鬱ささえ感じてしまいました。
これはれっきとした心が疲れている状態と言えるでしょう。
そして、そのような気分の時はいつも見ている景色でさえ物悲しく、いつもは気にしない他人の些細なことでさえ心に留まって淀み、流れて行きません。
ネガティブに捉える比率が増えるということはその分ストレスも感じやすくなりますし、それが明らかに見てとれれば周囲も気を遣ってしまうように
自他共に非常に精神衛生上良くないことです。
酒量に関しては動物も同じく全般的にストレスを強く感じると薬物(アルコールやニコチンも含めた)依存になりやすいとマウスを使ったラットパーク実験で明らかとなっております。
依存までは行かなかったとしても、ストレスを何かで解消しようとアルコールでドーパミンを分泌して快楽を得ようとする行動傾向が強くなったと今思い返すと感じます。そして
過食まで行かなかったとしても食事量が増えるのは、自律神経系のバランスが乱れているからだと考えます。それは交感神経が優位になると胃腸の働きが弱まり、その分筋肉や脳へ血流が行くはずなので
活動時にも関わらず副交感神経が優位になり、頭がボーっとして寝てる時のように消化吸収能力が上がっていたのか?それとも単にアルコール同様に食べることでドーパミンが分泌され快楽を感じ、それでストレスを解消していただけなのか?
理由は病院行って調べた訳ではないので定かではありませんが、食べても胃腸の蠕動運動でお腹がすぐ鳴って、体重が増えた場合は副交感神経が優位になってたのが原因だったのではないか?と考えます。
お腹の調子が悪くなるのは暴飲暴食をすれば、体質によって大丈夫な方もいると思いますが、大抵の方は通常よりも胃の状態や腸内環境悪くなるのではないでしょうか?
そして腸は第二の脳と呼ばれているぐらいに腸の状態が脳へ影響をもたらす脳腸相関という現象があるように、お腹の調子が悪いとメンタルに悪い影響を及ぼし、逆に緊張やストレスを脳が感じていても腸に悪い影響を及ぼす
相互作用があるので、メンタルが弱っている時ほどお腹の調子が悪くメンタルが消耗し、メンタル不調が更に腸の調子を悪くする負のスパイラルに陥りやすい
夜に夢を見るのもノンレム睡眠時よりもレム睡眠時に夢を記憶しやすいが故に夢を見たと認識しているだけで、夢を見ることが多くなったからと言って必ずしも眠りが浅いとは一概に断言出来ません。しかし
脳機能を休ませているノンレム睡眠時よりも記憶定着、整理をしているレム睡眠のが夢を記憶しやすく、ノンレム、レム睡眠のサイクルが乱れていたから、レム睡眠が増え、ちょっとしたことでも起きてしまったり
起床時に事細かに夢を記憶していたり疲れが何となく抜けなくなった可能性があると思います。
このようにあらゆる面でストレスがじわじわ確実に影響を及ぼしてくるので、こうなる前に何か対策をする必要があります。
◆過去の自分の経験を元に完全休養を設ける
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疲れを溜めやすいと感じる方は特に、自分のちょっとした変化に慎重に、そして単純明快に過去の自分の疲れがドッと出て支障をきたしたまでの過程を振り返って見ると良いです。
大体どのぐらいの期間で、どのようなストレスが重なった時に消耗しやすいなどを分析して、それを基に今後どのように過ごして行くか?組み立てて行く感じで
例えば二週間周期で疲れがドッと出る方なら言い方悪いですが、毎日全力で行かないで1週間持つペースを自分で模索して作って行くとか
土日のどちらか一日を完全にスケジュールを空けてゆっくりすると決めてしまう等、工夫しながら自分が少しずつ消耗しないようにして行く中で
どこかで区切りをつけてレイオフを設ける期間というのを決めて見るのも良いかと思います。
仕事や家事などを長期的に休むのは難しいと思いますが、お正月でもゴールデンウイークでも、年にまとまった休みが取れる時期があれば、それを十分に活用し、レイオフとして活用する。
でもついつい羽目を外してしまったり、結局残った仕事をしてなんだかあまりゆっくり出来なかった!なんて方もいると思いますが、私は休むのも仕事のうちだと考えております。
もちろん家事もそうですが、ムリが祟って疲労が抜かなくなったり、不調になってペースを乱すぐらいなら、しっかり休んで毎日同じようなペースでこなしていった方が最終的な生産性が増えると考えるからです。
繁忙期でその時期に仕事や家事が重なることもあるかと思いますが、忙しくなる期間が明確ならば、その時期に合わせて体調を整えて置く。
そして如何に効率よく楽を出来るか?同じ動作をして労力、体力を使わない分、頭を使って新しい仕組みづくりをして自らの消耗を抑えて行く
物事効率を考えて行動して行けば塵も積もれば…ではありませんが、、時間も以前よりも余らせることが出来ると考えます。
そうして行く中でまとまった時間を設けて、完全に仕事や家事から離れることが出来ることが例え数日でも出来れば精神的な疲れがぐっと抜けて行くと思います。ただご高齢の親御さんや小さなお子様がいる方などは
家のことから離れてゆっくり好きなことをする時間を設けるのは難しいかと思いますが、毎日同じことを考えていると心が淀んで、悩みに発展しやすいので、たまには空気の入れ替えがてらに
長期の完全休養までは行かなくとも、ふだんの事を忘れて打ち込めることや、頭の中空っぽにして癒される空間を見つけて、少しでもレイオフ出来る時間を設けることを意識してみるのも良いと思います。
あれこれしなくては!と気持ちが前に行ってる時ほど疲れに鈍感になりやすいので、今一度過去を振り返って同じような状態から一気に疲れが来た経験があれば
疲れを感じてなくともある一定の期間や現象、刺激があった時に休むことを躊躇しないで、しっかり休んで心身ともに健康に活動していただければと思います。
ということで今回はこの辺で終わりにしたいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました。そんな優しい真面目な皆さんがより豊かになりますように☆
またねー!(●´ω`●)
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他人は自分と違う考え方をして、自分が思った行動と違う行動を取る
— 🍃NANAGAGA🌿猫、ブログ、note、筋トレ、音楽、ゲーム好き (@117sparkingBAKA) April 19, 2023
というのが前提にある人は他人に不快感を感じたり、感情的になって揉めたりしない
逆に自分の考え方が常に正解である。他人が自分と違った考え行動をした時に正したい
…と思ってる人はだいたい他人とぶつかりやすい。
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