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記事一覧
2024年5月の読書日記
2024年5月こんにちは、入江悠です。
新作映画『あんのこと』の劇場公開が始まりました。
更新が遅くなりましたが、2024年5月に読んだ読書日記です。
今月はたくさん読めました。
1、「僕が批評家になったわけ」(加藤典洋 著)
2019年に逝去された批評家の加藤典洋さん。敬愛して読んできましたが、この本は「なぜ批評という行為が大切か」「批評とはなんなのか」を平明な文章で明かしてくれまています
2024年3月の読書日記
2024年3月こんにちは、入江悠です。
今月は映画『室町無頼』のアフレコ作業が始まりました。
2024年3月に読んだ読書日記です。
1、「イエスの方舟 同乗漂流」(サンデー毎日編集部 編)
わたしが生まれた年に起きていたことで、名称は知っていたけれど事態の推移について詳しく知らなかった。知らないで何かを断じることの怖さよ。ビートたけしさんが千石イエスを演じたドラマも観てみたい。
2、「くるま
2024年1月の読書日記
2024年1月こんにちは、入江悠です。
2024年1月の読書日記とオススメ書籍です。
1、「反骨 鈴木東民の生涯」(鎌田慧 著)
超一級の伝記、ノンフィクションだと思った。
歴史の影へ埋もれつつある、鈴木東民という傑出した人物を掘る。
新聞記者であり、運動家であり、政治家であり、郷土を愛した人であり、そしてフューチャリストである鈴木東民。その生涯が徹底した「下からの目線」で描かれていく。絶版な
「夜になるまえに」(レイナルド・アレナス)を読んでみた
死ぬまでには読んでおきたい本。
今回は、
「夜になるまえに」(レイナルド・アレナス)を読んでみた。
レイナルド・アレナスさんはキューバ出身の作家。
最後は亡命して、アメリカで亡くなっています。
この本はレイナルド・アレナスさんの自伝です。
数年前、親を連れてキューバ旅行にいったことがありました。
常夏の楽園、音楽に溢れた街。
とても幸せな旅だったのですが、「夜になるまえに」を読んでキューバ
「百年の孤独」(ガブリエル・ガルシア・マルケス)を読んでみた
死ぬまでには読んでおきたい本。
今回は、
「百年の孤独」(ガブリエル・ガルシア・マルケス)を読んでみた。
とにかく読了の達成感がハンパじゃない。
購入したままずっと本棚に刺さりっぱなしで、これは死ぬまで読まないのじゃないかとなかば諦めていたけど、ある作品が撮了したことを期に思い切って1頁めをめくってみた。
それ以降は、ずっとリュックに入れて少しでも時間があれば、頁をめくり続けた。意外と仕事の合
「方丈記」(鴨長明)を読んでみた
死ぬまでには読んでおきたい本。
今回は、
「方丈記」(鴨長明)を読んでみた。
序盤の震災・火炎・飢餓の描写は、吉村昭「関東大震災」の描写を思い出す。いやむしろあちらの方が「方丈記」を参考にしたのかもしれない。
貧乏になって、職を追われたら、もう一度読み返したい。
まあ方丈に住めればいっか、と思えるかもしれない。
2022年8月読。