381日目 課長の先のキャリア
部下とキャリア面談をやっていますが、課長自身のキャリアってどうなのよ?って思うことがあります。
前向きに捉えると、部長になって、事業部長になって、役員になって、社長になることですって単純なパスが思いつきます。
実際、組織内での管理職の昇進は、昇進するタイミングが重要です。
課長が部長になるためには、部長がいなくなるタイミングで部長を任せられる状態になっていないといけません。
管理職のキャリアは、能力が有れば上に上がれるわけではなく、椅子が空いた瞬間に近くにいるかどうかの
「椅子取りゲーム」のようなものです。
上に上がっていくには、常に椅子の近くにいることが重要となってきます。
椅子に近づく方法は以下の2つです。
①成果を出す
②上司の趣味に付き合う
成果を出すということは、わかりやすいです。
上司の趣味は、業務上の趣味と業務外の趣味があります。
業務上の趣味は、選択肢が3つぐらいあってどれも正解の場合、上司が選びそうな選択肢を選ぶことです。
業務外の趣味は、ゴルフに付き合ったり、麻雀に付き合ったり、飲み会に付き合ったり業務に直接関係のないことです。
こう言った方法論はあるものの、
部長になって何がしたいのか?
事業部長になって何がしたいのか?
社長になって何がしたいのか?
ということを想定しておく必要があります。
今想定したことが、情勢が変わって実際に社長になった時にそれができるのか?というとおそらくブレると思います。
それでも、今の状況でどうすべきかは考えておく必要があります。