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好き嫌いが分かれるからこそ面白い
独特なかおりのセロリ
好きなのか、キライなのか。
分かれる食材の一つがセロリ。
子供の頃キライだったものが好きになるように
味覚は経験とともに姿を変える。
いっときの好き嫌いに一生付き合わなくていい。
そんなことを思えるたびに
私は経験という宝物と
過ごしてるって思えるように
なったって思えるのだ。
あなたは、セロリ好き?嫌い?
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旬の食宅便:時間を超えるから気がつく梅仕事
毎年恒例の梅が来た。
必ず注文している、
この完全無農薬・無堆肥の自然栽培の梅。
私的な話になるけれど
7年前。
私の以前のお店をたたむのと
私の母の脳腫瘍が発覚するのが
同じタイミングで。
その先のいまだって
持病が多い母に向けて
何ができるだろうといつも思っていた
娘だからと思うのではなく
嫌になるときもあるけど(笑)、
母に寄り添うことも
やりたいからやって
VEJIMO2:日頃見えない部分になにを思うか
毎日同じようにやることって
ルーティンにするほうが自分にとっては楽になる。
母になって尚更その部分を強く感じるのは
大切で手放したくないことが
とんでもなく多くなってきたからだ。
子はべったりと親の手がなくても育つと思う
だけど
私は息子の成長をそばで感じたいと思った。
家のことなんて外の力と助けを借りて、
自分はガッツリとやりたいことをやればいいしそのツールは
苺4:いつでも何度でも
ここ最近
苺に取り憑かれているような私。
苺を手に取ると
その姿にも味わいにも魅入られてしまう。
多分、もう盛りは過ぎ。
誰もが目につくような第一線には
並ばなくなってくる。
ひっそりと目につかなくなって
さくらんぼや桃に気を取られているうちに
気がついたらいなくなってるのだ。
終わってほしくなくて
手をのばすのかもしれないけれど
こんなときだからこそ
形にでき
バナナ好きのあなたに捧げるパン
ナツメのカフェで週末人気なのが
まれに出てくる、この一品。
バナナが思いっきり熟れていて
私の気まぐれで焼き上げる週末のお楽しみ。
焼き上がってナツメのインスタに
上げた金曜日には
常連さんが家族連れで
来てくれるほどの人気。
特に男性の方から喜ばれているこの一品。
食べるほどに
子どもっぽい笑顔で食べてる姿に
こっちがにんまりとしてしまう一品でもある。
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苺2:そのままのあなたがいいと言われても物足りないと思う女心
大きさの揃っていない
群馬県高崎市の苺に出会ったのは
関東近郊の直売所。
姿見のきれいな苺が並ぶ中、香り立つ苺。
動物でなくても思わず近寄りたくなる
強い香り
それでいて、
大きさはバラバラ
ざっくりと味気ない箱に
入ってる苺。
きれいに重なり合う苺よりずっと
元気なこの姿に
思わず子どもたちの姿が重なった。
日本の果物はどれも美味しい
そのままで食べるに
林檎2:林檎で作り出す時間をお母さんに味わってほしい
りんごが手に入ると
そのままが美味しいから
やっぱり生で食べたくなる
特にこの信州のりんごは
果実味もギュッとしていて
少し小粒なりんご。
どうしても、何かを作り時に
子ども目線が増えたのは
ガツガツの料理人の世界から離れて
『お母さん』
の時間軸も圧倒的に増えたからだ。
常に競争のように自分を高め
作り続けるという毎日から
主体が自己だけでは完結しない
『お母
林檎1:信州産のりんごを手にとったら
りんご。
世界中にあふれているくだもの。
中でも日本のりんごは
とってもやさしい。
生で食べてもいい
焼いてもいい
ジャムやジュースにしてもいい
甘酸っぱさも心地よく
子どもの心にもするっと入ってくる、
そんな優しさがある
だからこそ
こんな優しさをもってるからこそ
甘えてばかりはいられない
果肉感もギュッと締まり
口に入れただけ
爽快さと安堵感がな