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仕事のこと、本のことなど

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本が好きなので、読んだ本の簡単な感想や、編集&出版のことも含めて綴っています
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『ライオンの隠れ家』からの、色の表し方「RGB」「CMYK」を調べてみた

『ライオンの隠れ家』からの、色の表し方「RGB」「CMYK」を調べてみた

ドラマ『ライオンの隠れ家』はサスペンス感と癒し感が両方味わえるドラマで、結構好きです。

役所勤務の兄・小森洸人(柳楽優弥さん)と、その弟で自閉症スペクトラム症の美路人=みっくん(坂東龍汰さん)が2人で平穏に暮らす家にライオンと名乗る男の子(佐藤大空さん)が突然やってきて、美路人はパニックを起こすなど、小森家にとって急な変化に戸惑いを隠せない。

洸人はライオンの母親の身元や行方を探していくうちに

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最近の好きな色

最近の好きな色

好きな色は?と聞かれたら、今だったら「緑」「グリーン系」。

以前は黄色が好きでした。
理由は特になかったのですが。
なんとなく黄色が明るい色だったからかもしれません。自分で自分を暗いと思っていたから明るいイメージに憧れていたのかな?
そういえばひまわりの花も好きだったし。

ここ数年、小物の色、服の色、バッグの色、手帳の色、意識してなかったけど選ぶものはグリーン系が圧倒的に多いです。

深い緑、

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休日の過ごし方

休日の過ごし方

無駄に時間が過ぎてしまった⋯ということがあるけれど、ドンマイ。
時間を有効活用するにこしたことはないけど、疲れているときや、だるいときは休むことも合理的。
無理して出かけたりイベントに参加する必要もないし。

今日は村田沙耶香さんの小説を読みました。
まだ途中だけど、彼女の作風や観点は独特でゾワゾワするものがあります。
『コンビニ人間』で衝撃を受けて以来、なんとなく退屈感があると彼女の小説を読んで

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地味に面倒なんだけど、完成品したらそれを思わせない編集&校正

地味に面倒なんだけど、完成品したらそれを思わせない編集&校正

ここのところ短期集中的に仕事がちょっと忙しいです。
年表用のリストをコツコツとデータ入力しているけど結構ボリュームがあって、果てしない。
単に入力というより、文章で書かれたものを要点だけ絞ってまとめながら要約していくので頭も使うし時間もかかるんですよね…。

でも年表作成していると、その時々の社会情勢や経済状況、流行した言葉や商品なども知り得て、なかなか面白かったりもします。
明日からもまだまだ作

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エッセイタイトルウォッチング

エッセイタイトルウォッチング

図書館に行きました。

返す本があったので行ったのだけど、館内をウロウロしながらウォッチング。

エッセイコーナーで立ち止まる。
そういえば、ある出版物でまだタイトルが決まっていないものがあったなと。

そのコーナーをざーっと見てみる。一冊一冊でなく、ざーっと。

そのときの私が欲しているジャンルやタイトルに気が向くのだけど、特に意識していなくても目に入ってきたりする本があって。
特に棚さし=背表

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縦書きVS横書きー読みものは縦書きが好きだけど⋯

縦書きVS横書きー読みものは縦書きが好きだけど⋯

書物に関して、日本語の本でも縦書き・横書きがあります(ナナメ書きはさすがにないかな)。
日本語だとやっぱり縦書きのものが馴染みがある。特に小説やエッセイなどシンプルに文章だけで構成されていてどんどん読み進めていくようなものなどは特に。

縦書き・横書きそれぞれ存在しますが、大まかな区別や特徴としては以下のような感じでしょうか。

●横書き
・英字や数字の表記が多いもの、横書きの表・図・数式を多く使

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最近読んだ本・読んでいる本いろいろ2

最近読んだ本・読んでいる本いろいろ2

最近読んだ本・読んでいる本の続きです。今回は 『52ヘルツのクジラたち』『東京都同情塔』についてちょっと書いておきます。

■文芸誌『文藝春秋』三月特別号
この中に掲載された、芥川賞受賞作(小説)『東京都同情塔』(九段理江さん)と、ほかの候補作含めた選評も読みたくて購入しました。

『東京都同情塔』は、まず、設定がこれまで私があまり読んでこなかった類のもので、なんだか新鮮でした。
(主人公が建築家

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読んだ本=小説『丸の内魔法少女ミラクリーナ』(村田沙耶香さん)

読んだ本=小説『丸の内魔法少女ミラクリーナ』(村田沙耶香さん)

最近読んだ本・読んでいる本について、残りの『52 ヘルツのクジラたち』『東京都同情塔(文藝春秋)』『丸の 内魔法少女ミラクリーナ』について書こうかなと思うのですが、村田沙耶香さんの作品だけで感想が長くなりそうなので、今回は『丸の内魔法少女ミラクリーナ』について紹介&感想を。

『丸の内魔法少女ミラクリーナ』は、村田沙耶香ワールド炸裂、衝撃の短編集 (4編)です。以下はWEB 紹介文から。

ーWE

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古本たちと新しい読者との出会いイベント

古本たちと新しい読者との出会いイベント

先日リサイクル図書配布があるというので会場に足を運んでみました。図書館で不要となった図書を無料配布するという催し。何かよさそうな本があればもらいたいなと思ったわけです。

いろんなジャンルの本が出されていたのですが、文芸書についてはさすがに古い書物や聞き慣れない著者の作品が多く、あまりに古すぎて私にとって興味をそそるものは見つかりませんでした。

会場をぐるぐる巡りながら、そう多くもないけど少なく

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気ぜわしい秋

気ぜわしい秋

このところ、仕事が慌ただしい。
残業はそこまで多いわけじゃないけど、原稿の読み込みとか校正とか、今やっているのは、自分の手元に置いておける滞空時間もそんなにないタイトなスケジュールの案件なので結構真剣に、手早くやるよう努めています。(結構真剣に、ってどんなよ···)

家に帰る時間はだいたい6時半~7時過ぎぐらい。

夕食作って食べて、洗い物をして片付ける。お風呂に入り、そのあとはお茶や白湯を飲ん

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村田沙耶香さんの小説の超越ぶり

村田沙耶香さんの小説の超越ぶり

数日前の記事で、村田沙耶香さんの小説を読んでいると書きましたが、『コンビニ人間』に始まって、何作か読んでみました。 とはいってもまだ5作品未満の程度ですが。

私がよく読むのは、比較的女性の作家さんが多いような気がします。意図的に好んでいるわけではないけれども、そういうテーマのものに興味があるというか、そのテーマを扱って書いている作品が女性作家さんに多いというか。

男性作家さんでも好きな作家はい

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当たり前が最大の成果、でも当たり前なので誰からも褒められることのない校正

当たり前が最大の成果、でも当たり前なので誰からも褒められることのない校正

今日は仕事の話。
読む人もそんなにいないであろうことをいいことにひっそりと書いてみる。

隣のグループは定期刊行物の編集制作と販売を担当しています。
今回、刊行物をいつも通りに発行・ 発売したら、表紙の文字にミスがあったということが分かり、急に慌ただしくなった・・・という、周辺で漂い始めた不穏な雰囲気を視界で感じつつ、「あらら・・」と同情。

ただそれだけのことですが、たとえ凡ミスでも笑って済ませ

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気乗りのしなかった打ち上げ会も結果楽しかったー美味しい料理とお酒のチカラ

気乗りのしなかった打ち上げ会も結果楽しかったー美味しい料理とお酒のチカラ

昨日、クライアントさんとの打ち上げ会がありました。クライアントさんは別件も兼ねて関東から4人ではるばるやって来られました。

仕事だったとはいえ、その進行が思わしくなくて、納期がズレズレになりながらも、クライアントさんもこちらも相当きつい思いをしました。
難航しつつもどうにか納品までたどりつき、ようやく長い長いトンネルを抜け出たのでした。
まぁ、良くも悪くも印象深くなった案件でした。

クライアン

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何が良いか・便利かはケースバイケース。正解なんてない

何が良いか・便利かはケースバイケース。正解なんてない

私が勤めている会社はリモートワークになりそうでなっていません。結局この先もならなさそう。

事業形態が合わないことも理由の一つ。

新しいことを取り入れつつあるけどまだまだ古い体質が残っています。

それでもTeamsを1年ほど前から部内で使うようになって、確かに便利だなと思いました。

使うようになったのは、昨年他部署から異動してきた男性社員がシステムなどに詳しくて、すごくTeams推しだったか

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