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古本たちと新しい読者との出会いイベント
先日リサイクル図書配布があるというので会場に足を運んでみました。図書館で不要となった図書を無料配布するという催し。何かよさそうな本があればもらいたいなと思ったわけです。
いろんなジャンルの本が出されていたのですが、文芸書についてはさすがに古い書物や聞き慣れない著者の作品が多く、あまりに古すぎて私にとって興味をそそるものは見つかりませんでした。
会場をぐるぐる巡りながら、そう多くもないけど少なくもない、まばらな人々の間をぬって面白そうな本はないかを探しました。並べられた本を手に取ったり、視線を右に左にとやりながら探し···。
でも私が読みたい本がなかなか見つからず。
周りの人は5冊以上手に持っている人もいたりして、それを見るとどういうわけかじりじりと焦り出す。ここまで来たのだから何か戦利品をゲットしないと!
何かないかと焦り始めた私は意味もなく子ども向け絵本や児童図書のコーナーにまで足を運んでいました。
「いや、さすがに絵本はもういらないでしょ。 転売するわけでもないし・・・」 (我に返る)
実用本のところを何気に見ていて「出版・編集関係」の本をいくつか見つけました。
たしかにこのジャンルは関係者しか読まないよね。特に私が住んでいる地方では…
誰にも目を向けられていなさそうな専門の本を1冊手に取りました。
そのあとは、趣味の本コーナーが人気があるのか、人が多くいたので私も遠巻きに覗き見る… 。料理やグルメ系も好きなジャンルなので、目についたものを2冊ほどキープ。それは「おつまみワインノート」 という本と、「週末に作る本格カレー」の本。「焼酎と日本酒」の本もあったけど、それはちょっと情報が古すぎるようだったのでやめました。
「おつまみワインノート」は、ワインにまつわる豆知識や銘柄紹介だけでなく、ワインに合うおつまみレシピも載っていたので試してみたいという心がくすぐられました。
本格カレーの本も、レシピだけでなくスパイスの解説などが載っていたので興味ポイント高めということでチョイス。
あとは、単行本では人気小説家・吉本ばななさんの文庫本が唯一あったので、それを追加。
雑誌コーナーでは、スポーツ、旅行、育児、料理、ファッション、趣味、文芸雑誌などがあり、皆それぞれに手に取って吟味している様子。
私も周りの人たちにならって手に取ってパラパラと中を見たりしました。興味のあるなしに関係なく。
文芸雑誌が5~6冊ほどあり、これらは比較的新しい作品や気になる作家さんの作品も載っていそうだったので、欲張って2つほど選びました。はたしてちゃんと読むのか? 私は・・・
ということで、 その日にゲットしたのは
グルメ・料理関係2冊、業界関係本1冊、 文芸雑誌2冊、小説 (文庫本) 1冊。
すごくほしかったわけでもないけど、これも何かの縁かなと。本も出会いみたいなもの。
とはいえ、すべて読めるかどうかはまた別の話。
とりあえず読書の秋にかこつけて本を入手した話でした。
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