記事一覧
「もう遅い」なんてことはない。あなたのペースで一歩ずつ踏み出そう〜北勢地域若者サポートステーション〜
「1人で悩んでないで、話しにおいでね。」
これは北勢地域若者サポートステーションの支援員が、就職に悩む人たちにいつも伝えている言葉です。
サポステは、15~49歳の無業状態の方を対象に自立・就労支援をサポートする機関です。県内には4つのサポステがあり、今回は北勢地域若者サポートステーション(ほくサポ)の取り組みをご紹介します。
ほくサポでは、就職活動に必要なスキルの習得だけでなく、支援員と相談
あなたの力を必要とする企業に出会おう!「就職氷河期世代のための合同説明会」開催
2024年7月27日にアスト津で開催された「就職氷河期世代のための合同説明会」。就職氷河期世代を対象にした求人を募集している中勢地区の企業(約10社)が参加し、30名ほどの方が訪れました。
気軽に参加してほしいとの思いから、服装は自由、履歴書も不要。自分が気になる企業のブースを訪れて担当者に1対1で直接話すことで、求人票だけでは見えない部分を知ることができます。今回は、合同企業説明会の様子をお伝
社会に出るための、安心できるあなたの居場所「いせ若者就業サポートステーション」
「例えば家にいるとほっと安心できる。帰る家があるから家の外に出ることができます。でも家だけでなく、社会のなかにも安心できる場所は必要で、そういった場所があることで社会に出ていくことができます。いせサポステは社会のなかの『安全基地』のような安心できる居場所にしたいと思っているんです」。
そう語るのは、「いせ若者就業サポートステーション(通称いせサポステ)」を運営する浦田宗昭さん。地域若者サポートス
信頼関係を築き、求職者が望むサポートを〜ハローワーク四日市・就職氷河期世代支援窓口〜
2019 年にスタートした「就職氷河期世代支援プログラム」により、政府挙げての就職氷河期世代への本格的な支援プログラムが始まりました。このnoteでも関連機関への取材、当事者の方へのインタビューなどを通して「就職氷河期世代を取り巻く環境」について取材を重ねてきました。
しかし、2020年に入ると新型コロナウイルス感染症の影響により、就職氷河期世代の方々を巡る雇用情勢は厳しい状況に。さらにオンライ
自己理解から始まる転職活動のススメ|マイチャレ三重
年齢を重ねてからの就職活動に不安はつきもの。そんな不安を抱える就職氷河期世代の就活に寄り添ってくれるのが「マイチャレ三重」。キャリアコンサルタント等の資格を持つ支援専門員が、仕事の探し方から自己分析、書類の作成方法や面接対策、就職後のフォローアップまで、就職氷河期世代の就活に対して、手厚いサポートを実施しています。
今回はさまざまなサポートの中から、自分の強みや弱み、そしてどんな仕事が向いている
あなたには、待っていてくれる人がたくさんいます。
三重県から就職氷河期世代へのアウトリーチ事業を受託し、ディレクターを担当して3年が経ちます。三重県ではハローワーク、マイチャレ三重、サポステ(若者就業サポートステーション)など国や県などの垣根を越えて様々な機関が連携し就職氷河期世代の支援を行っています。3年間、関連機関の皆さんと取材を通じて繋がっていくなかで、共通して感じることがありました。それは皆さんが「温かいサポーター」だということ。
ハロ
40代で初の転職活動。勇気を出して掴んだ、やりがいのある仕事と支え合える仲間
バブル崩壊後の1990~2000年代、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行い、現在も様々な課題に直面している就職氷河期世代。現在三重県では、就職氷河期世代の正規雇用を目指し、関連機関での就職相談や
就職氷河期世代受け入れ企業が参加する「合同企業説明会」などを開催し、サポートを行っています。
今回ご紹介するのは、40代で初の転職活動をし、県内の警備保障会社で働く就職氷河期世代の岡村孝さんのストーリー
「お客さまが心地よく過ごしていただけるように」多様な人財が活躍するホテルスタッフの仕事
「就職氷河期世代限定」。本来は年齢制限を設けて採用活動を行うことはできませんが、就職氷河期世代に対しては、企業がこうした表記をすることが可能となっています。
四日市市に本社を置く、全国で90店舗以上のホテル・レストランを展開する企業も、就職氷河期世代限定の求人をスタートしました。この企業では、就職氷河期世代だけでなく、外国籍を持つ方のグローバル採用、障がい者のチャレンジド採用など、多様な人財を受
働くことへの希望を失ったロスジェネ世代は、今何を目指すのか
文・三上由香利(OTONAMIE)
数年前に登録した転職サイトから、一件のスカウトメールがきていた。5年前に登録し、解除するのをすっかり忘れていた。
今私が仕事を探したら、どんな仕事に就くことができるんだろう。興味本位で、久しぶりに転職サイトを覗いてみた。私が利用していた頃とは少し違っている。対象年齢を表記している企業が減ったこと。そして応募までのステップがとても簡単になっていた。
それだけ
ひきこもり当事者も家族もケアする支援を「三重県生活相談支援センター」
「兄弟が長年ひきこもっているが、どうやって声をかけたらいいのかわからない」「自身が年老いてきて、ひきこもっている我が子の将来が心配」。三重県生活相談支援センターには日々、このような相談が寄せられています。
ある日を境に、家族が家から出なくなる。当の本人はもちろんのこと、親や兄弟もその悩みや苦しみを外に話すことが難しく、なんとか家族の中だけで解決しようとしてしまう。しかし、そんな時こそ、勇気を出し