三重県就職氷河期info

三重県内の就職氷河期世代に向けた情報をお届けします。 ●他のSNSでも情報を発信しています● Twitter:https://twitter.com/mie_koyoukeizai note:https://note.com/mie_koyoukeizai

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三重県就職氷河期世代向け連載マンガ⑫「ハローワーク四日市・就職氷河期世代支援窓口」

END  作/村上康太朗 <関連施設> <前回の漫画>

    • 風呂を出て、人に会う

      文・ハネサエ.(OTONAMIE) 年々、体力なのか気力なのか、はたまた根性なのか、ただのやる気なのか、そのあたりの頑健ななにかが枯渇していっている気がする。 毎日小学校へ通っているうちの3人の子どもたちが、私の8000倍くらい立派でめまいがする。 私はもう、毎日7時30分に家を出て、重たい荷物と水筒を持って、1キロ以上ある道のりを歩くとか絶対にできない。 暑い日も寒い日も、晴れの日も雨の日も、判を押したように外に出るなんて考えられない。ほんとうに立派で直視できない。する

      • 社会に出るための、安心できるあなたの居場所「いせ若者就業サポートステーション」

        「例えば家にいるとほっと安心できる。帰る家があるから家の外に出ることができます。でも家だけでなく、社会のなかにも安心できる場所は必要で、そういった場所があることで社会に出ていくことができます。いせサポステは社会のなかの『安全基地』のような安心できる居場所にしたいと思っているんです」。 そう語るのは、「いせ若者就業サポートステーション(通称いせサポステ)」を運営する浦田宗昭さん。地域若者サポートステーション(通称サポステ)は厚生労働省委託の支援機関で、三重県内には四日市、津、

        • あなたの力を必要とする企業に出会おう!「就職氷河期世代のための合同説明会」開催

          2024年7月27日にアスト津で開催された「就職氷河期世代のための合同説明会」。就職氷河期世代を対象にした求人を募集している中勢地区の企業(約10社)が参加し、30名ほどの方が訪れました。 気軽に参加してほしいとの思いから、服装は自由、履歴書も不要。自分が気になる企業のブースを訪れて担当者に1対1で直接話すことで、求人票だけでは見えない部分を知ることができます。今回は、合同企業説明会の様子をお伝えします。 合同企業説明会のまわり方 【受付ブース・休憩コーナー】 受付を行

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        三重県就職氷河期世代向け連載マンガ⑫「ハローワーク四日市・就職氷河期世代支援窓口」

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        • 地域若者サポートステーション
          7本
        • 特集エッセイ
          8本
        • 特集記事
          18本
        • マイチャレ三重
          11本
        • 三重県就職氷河期世代向け連載マンガ
          12本
        • ハローワーク
          11本

        記事

          信頼関係を築き、求職者が望むサポートを〜ハローワーク四日市・就職氷河期世代支援窓口〜

          2019 年にスタートした「就職氷河期世代支援プログラム」により、政府挙げての就職氷河期世代への本格的な支援プログラムが始まりました。このnoteでも関連機関への取材、当事者の方へのインタビューなどを通して「就職氷河期世代を取り巻く環境」について取材を重ねてきました。 しかし、2020年に入ると新型コロナウイルス感染症の影響により、就職氷河期世代の方々を巡る雇用情勢は厳しい状況に。さらにオンラインサービスの普及や働き方の多様化により、仕事の探し方、就職活動の方法など、これま

          信頼関係を築き、求職者が望むサポートを〜ハローワーク四日市・就職氷河期世代支援窓口〜

          これが私の選んだカード

          文・ハネサエ(OTONAMIE) 就職氷河期のピークはいつなのかとインターネットで調べたら、2000年~2003年と書かれてあった。 それはまさに私が就職活動をしていた頃で、また、夫が就職活動をしていた頃でもあった。 高校卒業後の進路についてを話すとき、いつも「就職率」についての話がつきまとっていた。 医療系に進めば就職は間違いないだとか、四年制大学よりも専門学校のほうが就職しやすいだとか、女子は短大にしておかないと就職できないだとか、閉鎖的な田舎の風土も手伝っていたかも

          これが私の選んだカード

          自己理解から始まる転職活動のススメ|マイチャレ三重

          年齢を重ねてからの就職活動に不安はつきもの。そんな不安を抱える就職氷河期世代の就活に寄り添ってくれるのが「マイチャレ三重」。キャリアコンサルタント等の資格を持つ支援専門員が、仕事の探し方から自己分析、書類の作成方法や面接対策、就職後のフォローアップまで、就職氷河期世代の就活に対して、手厚いサポートを実施しています。 今回はさまざまなサポートの中から、自分の強みや弱み、そしてどんな仕事が向いているのかなどを知ることができる「適職診断」について、支援専門員の方に詳しくお聞きしま

          自己理解から始まる転職活動のススメ|マイチャレ三重

          あなたには、待っていてくれる人がたくさんいます。

          三重県から就職氷河期世代へのアウトリーチ事業を受託し、ディレクターを担当して3年が経ちます。三重県ではハローワーク、マイチャレ三重、サポステ(若者就業サポートステーション)など国や県などの垣根を越えて様々な機関が連携し就職氷河期世代の支援を行っています。3年間、関連機関の皆さんと取材を通じて繋がっていくなかで、共通して感じることがありました。それは皆さんが「温かいサポーター」だということ。 ハローワークの担当者は自ら就職氷河期世代向けにイベントを開催し、参加者が少ないとなれ

          あなたには、待っていてくれる人がたくさんいます。

          カナちゃんと小さい窓

          文・ハネサエ.(OTONAMIE) ひきこもり支援センターへの取材に同行させてもらったとき、担当職員の方が「ひきこもりと聞くと内向的で人と話すのが苦手な人、と思われがちなんですがそんなことはちっともなくて、」と話してくれた。さらに、ひきこもり状態にある人の中には不登校から始まる人も多く云々、と話は続いた。 不登校と聞くと少しだけ身近に感じるのは、私がかつて不登校児の家庭教師をしていたせいかもしれない。 2002年から2004年の間、私は不登校の中学生の家庭教師をしていた。

          カナちゃんと小さい窓

          40代で初の転職活動。勇気を出して掴んだ、やりがいのある仕事と支え合える仲間

          バブル崩壊後の1990~2000年代、雇用環境が厳しい時期に就職活動を行い、現在も様々な課題に直面している就職氷河期世代。現在三重県では、就職氷河期世代の正規雇用を目指し、関連機関での就職相談や 就職氷河期世代受け入れ企業が参加する「合同企業説明会」などを開催し、サポートを行っています。 今回ご紹介するのは、40代で初の転職活動をし、県内の警備保障会社で働く就職氷河期世代の岡村孝さんのストーリーです。就職氷河期のあおりを受け、1年間の就職浪人を余儀なくされた岡村さん。その後

          40代で初の転職活動。勇気を出して掴んだ、やりがいのある仕事と支え合える仲間

          三重県就職氷河期世代向け連載マンガ ⑪「ひきこもり地域支援センター」

          <前回の漫画> END  作/村上康太朗 【関連施設】

          三重県就職氷河期世代向け連載マンガ ⑪「ひきこもり地域支援センター」

          三重県就職氷河期世代向け連載マンガ ⑩「マイチャレ三重」

          <前回の漫画> END  作/村上康太朗 【関連施設】

          三重県就職氷河期世代向け連載マンガ ⑩「マイチャレ三重」

          「お客さまが心地よく過ごしていただけるように」多様な人財が活躍するホテルスタッフの仕事

          「就職氷河期世代限定」。本来は年齢制限を設けて採用活動を行うことはできませんが、就職氷河期世代に対しては、企業がこうした表記をすることが可能となっています。 四日市市に本社を置く、全国で90店舗以上のホテル・レストランを展開する企業も、就職氷河期世代限定の求人をスタートしました。この企業では、就職氷河期世代だけでなく、外国籍を持つ方のグローバル採用、障がい者のチャレンジド採用など、多様な人財を受け入れています。さまざまな人がチャレンジできる環境をつくる企業の想いを、採用担当

          「お客さまが心地よく過ごしていただけるように」多様な人財が活躍するホテルスタッフの仕事

          働くことへの希望を失ったロスジェネ世代は、今何を目指すのか

          文・三上由香利(OTONAMIE) 数年前に登録した転職サイトから、一件のスカウトメールがきていた。5年前に登録し、解除するのをすっかり忘れていた。 今私が仕事を探したら、どんな仕事に就くことができるんだろう。興味本位で、久しぶりに転職サイトを覗いてみた。私が利用していた頃とは少し違っている。対象年齢を表記している企業が減ったこと。そして応募までのステップがとても簡単になっていた。 それだけ、企業側も採用に困っているということだ。私は以前ベンチャー企業の採用を担当してい

          働くことへの希望を失ったロスジェネ世代は、今何を目指すのか

          痣があろうと

          文・ハネサエ(OTONAMIE) 短大に通っていたころ、ある講師がことあるごとに「氷河期だからって」と言っていた。 「私たちが就職活動をしていた頃はね、もっっっとすごかったんだからね。氷河期どころじゃなかった。大っ氷河期。氷河期だからって就職できないなんて甘えたこと言わないことね」 その講師は私たちより20歳ほど年上で、よく授業そっちのけで自分の就職体験を語っていた。 「私が就職したのは学習塾だったんだけど、毎日毎日、塾生が休憩時間に使った湯呑を洗わされてね。当時は紙

          三重県就職氷河期世代向け連載マンガ ⑨「ハローワーク/津高等技術学校」

          <前回の漫画> END  作/村上康太朗 【関連施設】

          三重県就職氷河期世代向け連載マンガ ⑨「ハローワーク/津高等技術学校」