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#教育
教員の働き方改革は、ここから始まるのではないか! (公立校教員の残業代訴訟、請求を棄却 埼玉地裁 毎日新聞 10月1日)
私立学校の理事をしている時に、教員の残業代や休日出勤手当が社会常識からは随分とかけ離れていると驚いたことがある。そして、その学校での学園改革の一環として、給与体系を一新した。退職金と支給給与の関係を見直し、在職中の給与を厚くして、退職金の比重を下げた。その結果、10年以上前から、その学校は、働き改革を行ったことになった。
今回の訴訟は、ある面、教員の給与体系に一石を投じたはずだ。この裁判での裁判
学校の序列化が時代を無視する原因になっているのか!?(丸刈り強制「きつかった」法廷で元生徒訴え 県相手取り損害賠償訴訟 朝日新聞 9月7日)
熊本の名門高校で、未だにこのようなことが行われていることに、まず驚く。文武両道を謳い、質実剛健的な校風であることはHPを見ても良くわかるが、地方公立高校、特に、歴史のあるナンバースクールでは、もしかしたら、このようなことが現在でも各高校で行われている可能性があるのではないか。この時代の流れを無視した校風や、昔から続く因習のような活動を、どうして誰かが問い質すことが出来なかったのか。ここが大きな問題
もっとみる何かを勘違いしてしまう土壌があるのかもしれない!(小学校校長をパワハラとセクハラで懲戒処分 栃木県教委 朝日新聞8月4日)
今回の記事を読んで、私は一つの仮説を立てた。教育界における小さな世界の中の上位者(一つの学校の頂点に立つ校長や理事長)は、その所属する小さな世界の中では批判者が出にくいので、自分自身の立場や能力を過大評価しすぎる傾向が強く、夜郎自大になりやすいのではないだろうか、というものだ。
今回の記事から推測すると、校長という立場を利用して、自分の欲望を満たそうと色々なことをやっていたらしいが、そういう自分
文科省もさることながら、提言機関にも反省を求めるべきでは!(記述式見送りめぐる混乱 文科省に反省求める提言案了承 産経新聞6月30日)
この件について、連続で取り上げることになった。避けるべきだとも思ったが、このような記事を見てしまったら、取り上げないわけにはいかないと思い、コメントをすることにした。(前回記事は最後のリンクから。)
反省するべき対象は、責任管轄の文科省とその当時の担当大臣、その当時の内閣総理大臣ではないか。そして、この提言を文科省に出した、安倍前首相の肝煎りで始まった教育再生実行会議ではないか。
前回も書いた