<読むと温まる>あたたかいマサラチャイを1杯~チャイに欠かせないスパイスのおはなし
すっかり寒くなりましたね!
寒くなると美味しいのが、マサラチャイ。
スパイスたっぷりの濃いミルクティーです。
立ちのぼる湯気まで美味しい…。
今日はマサラチャイに欠かせない、
スパイスについてのお話です。
マサラチャイとは
マサラチャイとは、
複数のスパイスを入れたミルクティーのこと。
茶葉とスパイスを鍋で煮出すのが特徴です。
スパイスの効果
わたしは自分でマサラをつくっています。
使うスパイスは
シナモン
ジンジャー
カルダモン
黒こしょう
ナツメグ
クローブ
この6つです。
ひとつずつ、見ていきましょう。
シナモン
抗酸化作用
血行促進作用
水分代謝を良くする
消化促進作用など。
血行が良くなるので、身体が温まります。
肩こり、むくみ、アンチエイジングに。
ジンジャー
消化促進作用
発汗作用
血行促進作用
抗炎症作用
殺菌作用など。
冷え性の方、風邪をひきやすい方に。
イギリスでジンジャーのお菓子(ジンジャーブレッド・ジンジャークッキー)が食されているのは、
ペストの流行を防ぐために国王(ヘンリー8世)が推奨したという説があります。
カルダモン
抗酸化作用
消化促進作用
殺菌作用など。
カルダモンの香りには集中力や記憶力をアップさせる効能があります。
勉強や仕事に集中したいときに、カルダモンの香りをかいだり、マサラチャイを飲むといいですね。
精神を安定する作用があり、ストレスの軽減に効果があります。
黒こしょう
抗酸化作用
抗炎症作用
血糖コントロールなど。
抗がん作用や記憶力の向上にも。
お料理に使いやすく、ポピュラーなスパイスです。
ナツメグ
消化促進作用
リラックス効果など。
ナツメグの成分、α-ピネンはヒノキなどの針葉樹にも含まれます。
胃腸のはたらきを良くするので、漢方薬にも使われます。
クローブ
抗酸化作用
抗菌作用
免疫調整作用
鎮痛作用もあります。
クローブの成分、オイゲノールは歯科でも使われています。
神事の際に身を清めるため、僧侶が口に含んだとも言われます。
現代の日本でも宗派によってはクローブを用います。
まとめ
マサラチャイを飲むと身体が温まりますね。
身体が温まるのはスパイスの効果です。
寒い時期。
北風に吹き付けられながら屋外でスポーツ観戦をしました。
タンブラーにいれた温かいマサラチャイを飲んでいました。
マサラをたっぷり入れたチャイで
温まっていました。
風邪をひきにくくなったり
むくみをとったり。
マサラチャイにはうれしい効果があります。
寒さが本格化するこの時期に
マサラチャイで温まってみてはいかがでしょうか。
今日はチャイスパイスのおはなしでした。
ブレンドされたスパイスはこちら。
紅茶入りはこちら。