壮大な後始末 海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館) ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
海上自衛隊呉史料館 | 愛称:てつのくじら館で学んだ壮大な後始末の話しです。
第2次世界大戦の戦後処理の中でも最も厄介な部類の機雷処理を地味にし続けていたという事実を再認識させられました。それが海上自衛隊呉史料館の展示でした。
そもそもは、
①潜水艦の発展と現況
②掃海艇の戦績と活躍
等に関する歴史的な展示資料を通して、
①海上自衛隊の歴史
②呉市と海上自衛隊の歴史的な関わり
について紹介する史料館です。
その辺りはこちらをご覧になって下さい。
自衛隊呉史料館
しかし、至近のロシアのウクライナ侵攻が現実として起こっているという状況では、
②掃海艇の戦績と活躍
がとても興味深く感じられました。機雷を仕掛けるのに比べてそれを見つけて一つ一つ丁寧に処理するという気の遠くなるような作業です。
それが行われた。
日本から仕掛けた太平洋戦争から世界大戦になっていくのですからある意味自業自得という事だと思います。
ロシアのウクライナ侵攻も侵攻の後始末については、合理的な枠組みの中で、特に理不尽な侵攻が正当化できないということを歴史に刻みたいと思います。
刻んで貰いたいではなく、同時代を生きている大人としての当事者意識を持ってできる限りそうなるように少なくとも支援はします。
読者の方も宜しければこの作品を機会に当事者意識をお持ち頂き、次世代の為に身近なことから一つ一つできることして頂く方向で検討頂ければ幸いです。
補足
この動き自体、私としては自衛隊呉史料館の展示を見て感銘し、当事者意識を持っての具体的行動の一つです。
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