私の旅行記 新開地 神戸 その5.1 雑感 当たり前過ぎて意識しなくなっていること
神戸、新開地商店街の番外編、雑感といったところです。
とは言え一応体裁としては、中国料理、韓国料理、洋食と綺麗なバランスで小ぢんまりと、しかし多様性を保っての街並みが何とも愛おしいというお話です。
新開地センター商店街は、中華料理店の元気さが目立つ街です。道行く人へのアピールが群を抜いています。そして集客力も凄くその勤勉さには頭が下がります。
それと対照的なのが例えばこちらのグリル。私の親族のおすすめ店です。店内はかなり広々しているのですが、通り沿いの建物の2階で営業されています。こちらも人気店である意味でアピールしなくてもお客さんはいらっしゃるというスタンスとお見受けしました。
グリル一平 新開地本店
078-575-2073
兵庫県神戸市兵庫区新開地2-5-5 リオ神戸 2F
チェーン店のようで、神戸近郊に複数店舗を展開されている様です。
新開地が本店。流石我が親族。本店を紹介してくれるとは、やりますね〜。ハプニングが有って3回に細切れになってしまって行くタイミングを失ってしまいましたが、次回は是非という感じです。
案内役の親族のお勧めの1つがホルモン。一寸取っ付き難いカテゴリーです。
2010年代前半、仙台に仕事が有って東京から通った時期も有るのですが、その時に牛タンに飽きて食べたのが牛の第3番目の胃たるセンマイのお刺身です。
コロナ禍の数年前でしょうか、仙台駅前の猥雑な繁華街のこれまた猥雑な…。何時も混雑していて夕方には席が埋まって入れなくなる焼き鳥屋さんなのに何故か牛を頂いたのです。それ以来他店でもメニューに有れば頂いていました。
センマイってこんな感じ…
出典は以下、
センマイの説明は以下。
韓国料理というカテゴリーなのでその筋の資料からです。
3番目の胃であるセンマイは、「千枚」が由来とも言われます。胃壁がひだのように幾層にも重なった、独特な形をしています。
センマイの味の特徴
センマイも、コリコリとした歯ごたえが特徴です。センマイそのものに味はあまりありませんが、少しザラっとした舌触りと歯ごたえが醍醐味です。
センマイの食べ方
焼肉店では、焼センマイや生センマイとしてメニューにならびます。焼センマイは、短冊状にカットしたセンマイを火で軽く焼いて食べます。生センマイ、センマイ刺は、酢味噌などと和えてさっぱりと。センマイの皮を取った状態で、白センマイとして提供している店もあります。
という感じでのホルモンデビューはしていました。
しかし新開地のホルモンはもっと積極的。その類を楽しんじゃうという専門店らしきお店まで有りました。
日程の都合上、他の予定と絡めてチェーン店の食べ放題で牛の横隔膜たるハラミが希少で美味いということで固めて頂きました。ですからお店に行っていないので本篇には採用しませんでした。しかし中華料理店に負けない位の勢いで自己主張していました。お客さんも結構入っていましたので印象に残っています。次回の旅までお預けですね~。
ハラミについての説明は以下。
と、まぁ中国料理、韓国料理、洋食と綺麗なバランスで小ぢんまりと、しかし猥雑な感じを保っての街並みが素敵なんです。
そもそもこの街の始まりは1905年(明治38年)ですからまだザックリ120年程度の新しい街。旧湊川を埋め立て地に生まれ、自然発生的に生まれ、芝居小屋や活動写真小屋が立ち並び一大歓楽街となったというから正に新しいのに良くぞ…
昼の顔と夜の顔もこれまた乙…
多様性を保ってのこの街並みが何とも愛おしい…
参考
因みに微妙に福原京跡とも重なるんです。その意味では古い街とも言えるのかも知れませんね。
蛇足
本拙作含めて以下のマガジンに神戸ネタをまとめて有ります。宜しけばこちらもお楽しみ下さい。