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僕らの時代はビジネスだった でも今の世代は多様化が定着… オリンピック(スポーツ)、芸術… 素敵ですね 当たり前過ぎて意識しなくなっていること

パラダイムシフト

素敵…

という話です。

 まぁ物理屋なのでエビデンス(証拠)が…
小学生以来の(悪?)癖(笑)

 僕らの世代は何だかんだ言ってもやっぱりビジネスでした。

 大学生時代、それなりにやんちゃで政治家になる準備、1人で教育関係、友人と組んでコンピュータ関係のベンチャー立ち上げもしましたが、結局は大学卒業時には総合的に判断して大企業への就職を選びました。
 学校推薦なので落ちることのない就職の面接時に、意地悪な試験官がベンチャーの話の揚げ足を取り、
「だったら当社ではなくてそちらの仕事をされれば…」
等と揶揄(からか)われたことを思い出します。

 子どもの頃はまだまだ戦後の復興の雰囲気が残っていて、その意味で価値観が多様化していなく、古典的な意味での受験戦争…、入試の点数が全ての時代。大学付属の高校からの進学を除けば今の様に推薦入学の仕組みも整っていませんでした。今や推薦入学の割合は5割…

 寧ろ揺り戻しの議論まで…

 会社員なりたての頃は転職の仕組みがやっと整い始めた時代。その後は転職も一般化していきました。

 それに対して今は時代が落ち着いていて価値観も相対的に多様化していると定性的に感じています。至近では例えばオリンピックやパラリンピックでの若年層の活躍がとても目立つ感覚。しかものびのび楽しんでる感じです。

出典

今の次世代はオリンピック(スポーツ)、芸術… 素敵ですね。

 まぁこんな話題もありましたが…

https://olympics.com/ja/news/equestrian-paris-2024-eventing-team-japan-wins-broze

 でも本当にその感覚が合っているのか、運と勘としつこさの人生とは言え…

 ということで、オリンピックを例に、少し深掘りしてみました。
 オリンピックは漸次(ぜんじ)その競技数が増えて獲得できるメダル数も増えていますから総メダル数に対する獲得メダル数の比率の推移を調べてみました。

総メダル数に対する獲得メダル数の比率の推移

出典

 私が生まれて直ぐの頃、1964年の東京オリンピックが圧倒的に凄いですね。地元開催、しかも世界的な競技者数もまだまだなので相対的に日本は優位だったのでしょう。その後も比率が減ってはいませんが増えている感じでも無いですね。今の世代は多様化が定着という感覚が間違っているのかなあ…

 でもそもそもオリンピック競技の主体となる若年層の国内での絶対数は大いに減っています。

出典

 しかしメダルの絶対数は増えていて善戦して居る感じです。詳細は以下の出典資料に良く分析されています。

出典

 ということで、オリンピック1つ取っても私達の頃のシンプルな価値観からの変遷が伺(うかが)えますね。
運と勘としつこさの人生
勘は正しかった様です。

こんな時代を政治ではなくビジネス(例えばIT、セキュリティ)を通して作りたかったので、残したい未来になってるという意味で…これで良しという感じですかね(笑)

蛇足
 翻って足元を眺めれば私の子どもたちも実に自由に多様性を楽しんでいます。

超蛇足
 「僕らの時代はビジネスだった」とは言え、私の場合パラダイムを相当無視して試行錯誤し、選択を続けた人生なので…
偶(たまたま)選んだ人生がビジネスだった
という人生の括り方です。(笑)


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