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サカナクション山口一郎さんの父、保さんの話|編集者のこぼれ話⑥
『長良川のアユと河口堰 川と人の関係を結びなおす』の編集を担当しました、農文協 編集部の馬場です。第六話は、サカナクション山口一郎さんの父、保さんの話。保さんには、一郎さんと二人で、本書の帯文を書いていただきました。上京の折、神田神保町にある農文協・農業書センターに立ち寄ってくださったり、農文協で著作集を出している哲学者の内山節さんの長年の読者だったり、ご縁がありました。
*お二人の帯文の話など
基本は相手のことを思う想像力では?〜『反省しないアメリカ人をあつかう方法34』〜【10月英語本チャレンジ9】
本書はおそらく、今までアメリカ人と接する機会のなかった人が読んでおくといつかどこかで役に立つ本でしょう。
もっとも日本とアメリカの関係を思うと、まったくアメリカ人と接したことがない、という人はいないかもしれません。ALTとして日本の学校にも英語ネイティブの方々が入っている、今の時代ですから。
でも実際にアメリカ系の企業に就職・転職したり、取引先がアメリカ企業だったり、または国際交流や地域活性化
本が売れない時代に50万部ベストセラー! スゴ腕PR黒田さんに聞いてみた「どうしたら本は売れますか?」
世の中の書籍編集者がいちばん好きな言葉。それは間違いなく「重版」でしょう。私もそうです。
けれど、手間暇いとわず、思いを込めて、苦労して作った1冊がなかなか重版しない。売れない。ミリオンとは言わないから、10万部、5万部、いやせめて3万部売れてくれたら。私には編集能力が決定的に欠けているのでは……。
そんなモヤモヤと諦めを抱えながら2021年に出した1冊の本。それがなんと、突如、半年足らずで1
「今治タオルブランド」はまだ進む。〜2泊3日 小杉湯スタッフの工場見学録〜
リピートアフターミー、Imabari towel makes Japan “cool.”
“イマバリタオル メイクス ジャパン クール”
松山空港から市内に向かう道中、中学校の英語の授業で繰り返し声に出した英文が蘇りました。「良いタオル」といえば「今治タオル」。「愛媛」といえば「今治タオル」。「世界に誇れる日本文化」と言えば「今治タオル」。
それは私が幼いときから当たり前のことで、その裏に作り
日本人の炎上癖|辛酸なめ子
炎上は不安の裏返し 先日、出版社や映画会社に勤める長年の友人たちと食事していた時のこと、最近の炎上ニュースの話題になりました。フワちゃんが芸人のやす子氏に心ない言葉を浴びせた件や、佐々木希氏とジュエリー職人のトラブルなど。
たしかに当事者同士で解決すれば良いですが、そんなにことがシンプルにおさまらなくなってしまったのがネット社会。そして、日本人は世界でも有数のいじわるな国民性だという「週刊現代