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#koito
【シナリオ】100万円当たったら何する?って話。
〇ミュージカルスタジオ。
朝練に来たなずな、ゆうり、深雪は、ストレッチをしながら談笑をしてる。
なずな「ねぇ知ってる?」
ゆうり「知らない。」
なずな「スタジオの近くにある宝くじ屋さんあるじゃん?あそこから当選者出たんだって。」
ゆうり「へー、すげ。」
深雪「いくら?」
なずな「1等だから、確か…。」
ゆうり「…3億じゃね?」
深雪「3億!?!?」
なずな「ほんとに??」
ゆうり「1等と言えば
【シナリオ】停電中、花火で街を照らす高校生の話。
〇8月 21時の公園
手持ち花火をしている祭、輝、彩奈の3人。
3人の共通点は、ミュージカルスクールに通う高校1年生。
祭「うにゃー!やっばー!これ!テンション上がる!!」
彩奈「ずっとやろうって言ってたものね、花火。」
輝「まさかこんな日にやるとは思ってなかったけどな。」
祭「輝!写真撮って写真!」
祭、花火を振り回し、絵を描く。
彩奈「あーちょっと、危ないわよ。」
輝「やだよ、充電無くな
【シナリオ】ダンス部引退ステージ、舞台裏で思いを馳せた話。
○ダンス部引退ステージ 舞台袖
ステージの上では、栞たちの後輩の2年生がナンバーを披露している。
それを眺めている、凪、琴。
琴「…クオリティ、高くない?」
凪「わかる。本当にわかる。てかみんな可愛い。上手い以前に、みんな可愛い。」
琴「凪ちゃん、オタク出てる。」
凪「いやだって!…うちらが2年生の頃、こんなに出来なかったよ。」
琴「ハチャメチャだったよね(笑)」
凪「それが良かったんだけどね(
【シナリオ】そのあだ名はどっから来たんだよって話。
〇教室
9月の新学期初日。とある中学の2年3組の教室。
周りが夏休みの話題に花を咲かせる中、1人姿勢正しく座っている凪。
凪「…。」
その様子を机に寝そべった状態で見つめる、凪の隣の席の少女、朝。
朝「…家どこなん?」
凪「え?」
朝「どこら辺に引っ越したのかなって。」
凪「あっ、えっと、あの、神社の方。白戸神社わかる?」
朝「あ、あの辺なんだ。」
凪「う、うん。」
朝「私あそこ。あの、イオ
【シナリオ】あの日、どこに上がるかわからない花火を探した話。
ーはじめにー
去年の6月、20時頃になると、ヒュー…ドン!!という音が鳴っていたのを思い出した。そしてその音の源はどこか、探していたのを思い出した。
〇2020年6月 20時頃の話
とある公園に来て、夜空を眺める祭と彩奈。
祭「う、うう…」
彩奈「…」
祭「予想外れにゃ…。」
彩奈「うーん。」
祭「今日は絶対ここで上がると思ったのに!」
彩奈「…あれ、でも、」
祭「ん?」
彩奈「聞こえない?ほ
【シナリオ】見えないウイルスに怯え、外に出るのが怖くなった少女の話。
〇それぞれ、電話口での会話。
メグ「それでさ、夏休みはみんなで江ノ島に行くことになったんだ。」
ミア「へぇ、いいね。楽しそう。」
メグ「うん!それでさ、髪色も変えようと思って、それに合わせて。」
ミア「いいじゃん。何色?」
メグ「何色がいいかなー。ミアは何色が似合うと思う?」
ミア「えー…今何色なんだっけ?」
メグ「今ねー…アハハ、結構色落ちしちゃってただの金(笑)元は赤っぽいの入れてたんだけど
【シナリオ】年の差恋愛の何が悪いんだろうって話。
ーはじめにー
年の差だけじゃなく、色んな形の恋愛がある。
なぜ自分が体験したもの以外の恋愛を、認めない人がいるんだろう。共感できる方に読んで欲しい。
〇大学の教室 昼休み
20人も入らない狭い教室内。
ダンス部4年の3人は、隣合わず各々バラバラに座る。
琴は無心でパンを食べ、栞はサンドイッチ食べながらスマホをいじっている。
色音はスマホの画面を一生懸命見ている。
他には誰もいない。
色音「ねぇ
【シナリオ】ポテチ食べたあとの指どうする?って話。
ーはじめにー
脳死で書きました。暇つぶしにどうぞ。
〇輝の家。
部屋で携帯をいじっているゆうり。
そこに輝がお盆を持って入ってくる。
お盆には、ポテトチップスとケーキがふたつ乗っている。
輝「食べる?」
ゆうり「食べる!」
輝、座り、机にお盆を置く。
ゆうり「サンキュー。」
輝「どっちがいい?」
ゆうり「んー、…モンブラン。」
輝「おっけー。」
ゆうり「チーズケーキ大丈夫だよね?」
輝「う
【シナリオ】私には何も出来ることがない…進路に悩む高校生の話。
ーはじめにー
自分には何の取り柄もない、何をしたいかも分からないと暗闇をさまよう少女と、やりたいことがちゃんとあるのに、諦めなければいけない事情を持っている少女。
高校二年生のそれぞれの少女が、それぞれの進路に悩むお話。
〇ファーストフード店 2階
土曜午前中、少し空いている店内。
響はポテトとファンタグレープを注文し、席に着いている。
ぼーっとして、ファンタグレープをただ吸っている。
そこに
【シナリオ】"ちゃんとした大人"ってなんだろう?と考える中高生の話。
ーはじめにー
大人に憧れて、大人みたいになりたくて、でもどうしていいか分からなくて。そんな高校生時代がありました。
大人とはなんでしょう?
そんな考えても答えが見つからないようなことの、答えを見つけたがる中学3年生と、それに付き合う高校1年生の女の子のお話。
〇ミュージカルスタジオ。早朝。
なずなが1人、ストレッチをしている。
レッスンが始まる前に、自主練習をするためだ。
ロッカールームから彩奈
【シナリオ】中学生、頼まれ好き少女と、自分1番な学級委員の話。
ーはじめにー
誰かに頼られると、頼ってもらえるのが嬉しくて、
なんでも引き受けちゃう人っていませんか?私です。
頼りを引き受けすぎて、いつもパンクします。
今回はそんな性質を持ってる中学生と、正反対に自分軸がしっかりしている中学生のふたりが主人公です。
正反対の関係が、お互いに良い影響をもたらします。
〇中学2年生
6月終わり頃
教室の真ん中の方の席に隣同士座り、クラスの人数分のノートを机に
【シナリオ】絶対に踊りたくない少女と、絶対に踊らせたい少女の話。
〇高校2年生のとある教室 春
4月3週目頃。
帰りのホームルームが終わり、各々帰宅準備をしている。
千佳「凛~。」
凛「ん?」
千佳「もう帰るの?」
凛「当たり前じゃん。」
千佳、凛の机の上に座る。
千佳「帰って何すんの?まだ16時じゃん。」
凛「いや、ウチ遠いんよ?」
千佳「それでも18時でしょ?」
凛「それでもって、そしたらもうご飯食べて風呂入って寝るわ。」
千佳「なんもしないの?」
凛
【シナリオ】吹部の先輩に、音楽を楽しむことを教えてもらった話。
〇教室
吹奏楽部の休日練習。
3月、3年生卒業の定期演奏会を間近に控えている。
そんな時の、フルートパートのお昼休みの時間。
まどか、ひかり、ゆいはは机を3つくっつけ、お弁当を広げている。
ゆいは「まどか、今日も自分で??」
まどか「はい!」
ゆいは「やるねぇ。健康的。」
まどか「自立です。」
ゆいは「てかあたしの分は?いつ作ってくれるの?」
まどか「んー、、いつか。」
ゆいは「いつかって!い