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保険に入っててよかった!・・・本当に?

ポイントカードは本当に得になるのかどうか、先日の投稿にて述べましたが、 保険についても同じ発想で、必要不要の判断をする事ができます。 <医療保険について> 条件 40歳男性、月々の掛け金は2,100円 保障内容は、 入院日額 5,000円 日帰り手術 2.5万円 入院中の手術 5万円 もらえる医療保険に加入するのが必要かどうかを考えてみましょう。 よくある一般的な医療保険です。 <考え方> 月々2,100円と一見安いのですが、年間では、25,200円、 10年間では

    • ポイントカードは本当にお得なのか?

      以下の例を考えてみてください。 店舗A:ポイントカードがない、自転車で行ける範囲の近所のスーパー 店舗B:5km離れた場所にあるポイントカードがあるスーパー(車で20分以内) *店舗A、B共に、販売している商品の値段は同じとします。 <店舗Bのポイントカードの内容> ・100円以上の買い物で1ポイント貯まる ・500ポイント貯まると500円分の買い物券と交換できる この場合、店舗Aもしくは店舗Bの、どちらのスーパーで買い物をするのが得になるでしょうか? <考え方の

      • あなたがコントロールできる事は何?

        理想のライフプランに近づけて満足度の高い人生を歩む上で、 マイナスのストレスを感じないようにする事はとても重要です。 マイナスのストレスは長く心を蝕み、人生が楽しめなくなります。 お金を失っても仕事等をして取り戻す事はできますが、 無駄にした時間を取り戻す事はできません。 時間はあなたの命ですから、お金よりも大切です。 人がストレスを感じる場面は様々ありますが、 自分でコントロールできない分野に焦点が合ってしまっている時に、 特に強いストレスを感じるように思います。

        • 知らぬ間に「丁半博打」をしている

          老後の年金は、受け取る私達からすると資産になりますが、 支払う国からすると負債です。 年金財政が逼迫し問題になっていますが、 インフレが生じお金の価値が目減り事は、 支払う国にとって有利に働きます。 その他の社会保障についても同様です。 【デフレ対策は十分にできている!】 未来の状況を完全に予測する事は誰にもできません。 従って、 「インフレになると思って対策していたにも関わらず、 デフレになったらどうするのか?」 という質問をいただく事がありますが、 「日本

          日本は、インフレに向かわざるをえない 2

          老後の年金問題について考えてみても、日本は今後インフレに向かうであろう事が予想されます。 年金のざっくりとした問題点は、人口減少、特に働き手世代の減少により、年金に当てる財源が不足するため、年金財政の維持が難しくなる、という内容です。 私たちが毎月支払っている年金保険料は、自分のための積み立てではなく、現在年金を受け取っている方の財源に当てられます。これを賦課方式と言います。 賦課方式での年金財政を維持する為には、基本的には、保険料を支払う人の数が年金を受け取る人の数よ

          日本は、インフレに向かわざるをえない 2

          日本は、インフレに向かわざるを得ない 1

          資産形成は、インフレ、デフレを考慮した内容で行う必要があります。 従って、今後の日本がインフレに向かうのか、デフレに向かうのか、これを考える必要があるのですが、あなたはどちらの方向に向かう可能性が高いと考えますか? 勿論、確実に未来を予測する事は誰にもできませんが、日本の現状を考えると、おおよその方向性(国として向かいたい方向性)が見えてきます。 結論としては、日本は今後、大きな流れとしてはインフレに向う可能性が高いと考えれます。景気が良くなるかどうかは分かりませんが、

          日本は、インフレに向かわざるを得ない 1

          収入を増加させる!

          収入を増やす事は理想のライフプランに近づける為には必須です。 世間的にも副業が言われる中で、 SNS等で「簡単に稼げる副業のやり方を教えます!」という広告を見る機会が増えましたが、総じて嘘だと思った方が良いかと思います。 簡単に稼げる仕事は、ありません。 「闇バイト」は1日で稼げる単価がとても高いのですが、法を犯し警察に捕まるリスクがあるので、やはり、簡単に稼げるとは言えません(そもそも犯罪なので、稼ぐという表現が正しいとは言えませんが)。 では、どうやって収入を増や

          収入を増加させる!

          縁を切るべき人

          もしも友人や知人から「お金を貸して欲しい」と言われた場合、あなたの理想のライフプランの達成為に、その人との縁は切った方が良いかと思います。 その友人や知人が、本当にあなたの事を大切に思っているのであれば、どれだけ切羽詰まった状態でも、お金を貸してくれとは言いません。 あなたとの仲が悪くなっても構わないと思っている、もしくは、あなたであれば少し泣きついたら貸してくれると値踏みされているのです。 大体において、人からお金を借りた人間は返しません。仮に返すにしても、その人間に

          縁を切るべき人

          投資は「サプリ」

          SNSで投資のみで裕福に暮らしている方の投稿を見ると、あたかも簡単そうに楽そうに思えて羨ましく感じます。 しかし、その方が投資で財を成すまでに、相当の時間と労力、お金を投資の勉強に費やしています。その途中で大金を失ったり、トラブルに巻き込まれたりしながら、試行錯誤の上、今の生活に行き着いています。 一流のアスリートや実業でも同じですが、投資で財を成す事は、それほど甘くはありません。 投資を専業として行なっていこう!という方は別として、 運用や投資の位置付けは「サプリ」

          投資は「サプリ」

          超絶に分かりやすい積立NISAの説明 その2

          しかし、ドルコスト平均法を用いた積立NISAが万能で長く続ければ必ず利益が出る、と一概には言い切る事はできません。 パターンBを見てください。 1ヶ月目から3ヶ月目までは、リンゴ1個あたりの価格が200円でしたが、 4ヶ月目に100円、5ヶ月目50円と値下がりし、50円の時に売却した場合は、大幅な損失が出ます。 当面の株価が高値で推移し、売却時にかけて値下がりしていった場合は、マイナスになる可能性がある、という事です。 経済のプロである経済アナリストの意見は、積立NI

          超絶に分かりやすい積立NISAの説明 その2

          超絶に分かりやすい積立NISAの説明 その1

          最近、積立NISAが流行っていますが、その仕組みを理解している方は少ないと思います。 「S &P500、もしくはオルカンに毎月同額を積み立てていたら、将来、積立累計額の3倍、4倍になって受け取る事ができて老後問題は簡単に解決!」という事も聞きますが、本当にそうでしょうか? 積立NISAの仕組みを超絶に分かりやすく解説しますので、一度考えてみてください。 【パターンA】 リンゴの価格が上がろうが、下がろうが、毎月10,000円分のリンゴを購入し、購入したリンゴを倉庫に保

          超絶に分かりやすい積立NISAの説明 その1

          老後、、、そんなに心配しなくても良いのに

          最低限のライフプランの達成に必要なお金の総量を把握した後にすべき事は、準備できている(予定)の金額を把握する事です。具体的は、退職金や企業年金、老後の公的年金(国民年金、厚生年金)です。 例えば、会社員が定年まで働いた場合に65歳から受け取る事ができる老後の公的年金の平均額は、月々約14万円です。夫婦共に会社員の場合は二人分で月々28万円となり、この場合、最低限必要な毎月の老後の生活費は賄えます。 また、夫婦共にそれぞれ1,000万円の退職金がある場合は、合計2000万円

          老後、、、そんなに心配しなくても良いのに

          満足度の高い人生とは?

          最低限のライフプランに必要な月々の生活資金は、おおよそ以下の通りです。 毎月の生活費、及び老後の生活費:23万円 子一人あたりの学費は、幼稚園から大学卒業まで合計:1,054万円 このラインを目安としてお考えいただければと思います。 (例えば、都道府県により住居費に必要な最低金額は変わりますので、あなたに合った内容に修正をして考えてみてください。) この金額は生活保護法を根拠に算出しています。 最低限の生活費ですので、旅行等の余暇の費用は含まれていません。 寝て起きて

          満足度の高い人生とは?

          最低限のライフプランと生命保険の関係

          生活をしていく上で必要となるお金を考える際に、総務省の家計調査による統計データが用いられる事がよくあります。 2023年度調査では、 勤労者世帯の生活費の全国平均は、月々約31.9万円 老後については、夫婦ともに65歳以上の無職世帯では、月々約25.1万円 となっています。 この数値は、最低限のライフプランを達成する為の基準ではありません。 余暇や贅沢品の購入費も含まれており、一般的な方がストレスなく生活をしていく為に必要な平均的な金額になります。 ライフプラン、

          最低限のライフプランと生命保険の関係

          営業マンを盲目に信頼しない

          私は元々保険会社の営業マンをしていました。保険営業は完全成果報酬制であり、ノルマもとても厳しい業界です(全社同様かは知りませんが)。また、毎月契約を取り続けないと給与がなくなる仕組みですので、皆常に必死です。 保険業界の営業マンの年収は、営業成績により大きく異なります。年収200万円未満の方もいれば、トップ営業マンになると1億円以上稼ぐ方もいます。 トップ営業マンは、他者にはない魅力や能力を持っている事は間違いありません。 ただし、トップ営業マンだからといって、知識が豊

          営業マンを盲目に信頼しない

          知人から優良な投資案件を教えてもらった!

          私は仕事柄、数多くの投資や節税等に関する情報に触れる機会があります。それらのほとんどが「非常に仕組みが脆弱でありマイナスリスクのみ高い商品、または詐欺」です。 イメージがしやすいように「投資」と表現しましたが、厳密には「投機」といいます。世の中に投資に関する情報が多いのではなく、投機に関する情報が多いんです。これを理解しておく事がとても重要です。 「知人から良さそうな投資案件を紹介されたが、内容を見てほしい」という相談をよく受けますが、それは、投資の話ではなく、投機の話で

          知人から優良な投資案件を教えてもらった!