９月２８日（火）、第１１０９回 「念」

「今」の「心」と書いて、

それを

「念」と読むのです。

「過去」のつらい体験も、

「未来」の漠然とした不安も、

実のところ、

「今、この時」において、

現実ではない、

まぼろしばかり。

にもかかわらず、

そんな、まぼろしに

「今」のわたくしが、

あっちへ、

こっちへ、

振り回されてしまうのは、

わたくし自身が

まさに、

「過去」と「未来」を

「今」の出来事にしようと、

ただ、ひたすら、

「念」じ続けている、

そこに、

早く気がついてください。

「今」の「心」と書いて、

それを

「念」と読むのです。

感謝、合掌
慈永