【読書記録】頭木弘樹さんの『口の立つやつが勝つってことでいいのか』を読んで考えたこと。
頭木弘樹さんの『口の立つやつが勝つってことでいいのか』を読みました。
頭木弘樹さんは、20歳の時に難病に罹られ、13年も闘病されてきた方です。
私は、この方の本で『絶望名人カフカの人生論』と『絶望読書』を、以前読ませていただいたことがあります。
振り返ると、その頃かなりしんどかったんだな……と思い出されるので、その節はお世話になりました、というところですかね。
で、『口の立つやつが勝つってことでいいのか』です。
この本で頭木さんは、いわゆる世の中で正しいとされていること