【目次】「文學界」2024年2月号の内容をご紹介します
1月6日(土)発売、「文學界」2024年2月号の目次を公開します。
9月号から配信がスタートしております電子版、今号の配信は1月11日(木)より順次開始します。
創作
島田雅彦「大転生時代」
短期集中連載第1回
ある夜再会した旧友は、「転生者」だった。本格SF大作の開幕!
千葉雅也「幅が広い踏切」
踏切では待たなければならない、のか? 川端康成文学賞受賞後、初の短篇
又吉直樹「生きとるわ」
短期集中連載第2回
坂崎かおる「海岸通り」
新連載
酒井泰斗+吉川浩満「読むためのトゥルーイズム」
――非哲学者による非哲学者のための〈哲学入門〉読書会
リレーエッセイ「身体を記す」 第1回 町屋良平「灰色の愛」
いま自らの身体は、どう表現されるのか―「私の身体を生きる」に続くリレーエッセイ
東畑開人「贅沢な悩み」新連載第2回
千葉雄喜「千葉雄喜の雑談」新連載第2回
批評
安藤礼二「燃え上がる図書館――アーカイヴ論」第8回
評論
千木良悠子「橋本治『草薙の剣』論(後)」
特集📚没後100年、これからのカフカ
シンポジウム 上田岳弘×藤野可織×小山田浩子 司会・川島隆
「カフカを読みながら、書き続けるということ――「作家が語るカフカ」」
フランツ・カフカ ショートストーリーコンテスト
仲白針平 傘《最優秀作》
清水翔太 翳り《優秀作》
評論
川島隆「カフカの『フェリスへの手紙』について 」
エッセイ
いとうせいこう「absurdについて」
九月「マヨンツ・マヨカ「変遷」」
九段理江 「カフカだカフカ」
グレゴリー・ケズナジャット「入管でカフカを読む」
ケラリーノ・サンドロヴィッチ「兄妹のはなし」
山村浩二「禿鷹と橋」
連載
石田月美×頭木弘樹×畑中麻紀×横道誠「ビブリオ・オープンダイアローグ」
第2回 グレーゴル・ザムザの悩み「大黒柱が一家のお荷物に転落」
窓辺より
鈴木ジェロニモ「揚げ物ブラザーズ」
中道智大「受け取って生きる」
杉森健一「なんとなく危なそうな国・イラン」
詩歌
伊口さや「小春」
強力連載陣
砂川文次/金原ひとみ/宮本輝/真山仁/金川晋吾/四方田犬彦/江﨑文武/西村紗知/王谷晶/辻田真佐憲/藤原麻里菜/津村記久子/平民金子/松浦寿輝/犬山紙子/渡邊英理/宮崎智之
文學界図書室
山下澄人『FICTION』(山本浩貴)
表紙画=下山健太郎
グラフィックデザイン=REFLECTA,Inc.