姿勢と思考とのつながり
姿勢と思考
体の姿勢は筋肉の筋力、柔軟性、伸張性が大きく関わりがあります。
また自律神経のバランスも大きく影響してきます。体が重い、だるい、どこかが痛いと丸くなりやすい、常に緊張状態であると体は伸びたままかもしれません。
姿勢は思考に影響を受けます
人は何か楽しい事があると表情に出ます。その時は体が自然と伸びている事が多いです。嫌なことがあると、表情も俯き加減で丸くなる傾向にもあります。
思考とは何で作られるか?思考は普段の習慣で作られるとも言われます。
習慣とは例えば、毎日適度な運動、食事、睡眠をとっている方は何となく姿勢も良く、判断力、集中力、注意力等認知機能も高いイメージですよね。
逆に、毎日動くことも少ない。食事もお菓子やジュースの間食が多い、食事時間もバラバラ、寝る前にも普通に食べる。睡眠不足。こういった方は、どちらかと言うと姿勢が良いイメージは持てないかと思います。こういった生活をしていて、姿勢が正しい方も逆に要注意です。毎日のストレスで緊張が抜けず自律神経のバランスが崩れていることが多いからです。
「普段の思考なんかなかなか変える事は出来ない」
そう思われる方もいるかもしれませんが、先ほどお伝えした適度な運動、食事、睡眠を少し変えるだけです。
適度な運動は寝る前にまず5分、体幹、股関節、肩周りをゆっくり動かすことから始めて下さい。
食事は普段の糖質量を半分にして下さい。その分を納豆、豆腐、魚、肉などのタンパク質、おくら、わかめ、昆布、こんにゃく、キノコ類など食物繊維、また発酵食品を食べて腸内環境を整える。
睡眠は7時間前後とる。体と気持ちの回復を図る事が大事です。
これだけでも姿勢は整ってきますし、若々しく見えます。
またあと一つは普段と違うプラスの事を1つ増やすという事です。
・朝または夜に5分ストレッチする時間を作る。
・仕事の合間1時間に1回深呼吸5~10回する時間を作る。
・寝る前にスクワット20回する。
・週半分は7時間睡眠をとる。
何でも構いません。1つプラスになる事を増やすことです。
プラスの事を増やすことで、言動が変わります。動きが変わります。
動きが変わると思考が変わります。
「今日は〇〇をしよう」と。
いつものルーティンに何かを加えるだけで思考が変わってきます。
しかし無理はしない事です。それがストレスになってしまうと意味がありません。
逆に増やさず、マイナスかなと思う事を少し減らすことも一つです。
姿勢の崩れは筋肉の硬さが中心です。筋肉を硬くするのも毎日の行動による生活習慣です。
一度毎日の生活に一つプラスの事を加えるか、マイナスかなと思えることを減らすだけでも、姿勢って変わるもんですよ☺