八時限目ー人生を変える宇宙の法則ー
エセスピリチュアル業界
これは、私が自己啓発業界と同じく終わらせたい業界の一つだ。世には、本当に信じられないほどの嘘が出回っている。普通は証明できないのをいいことに、好き勝手言い放題の無秩序状態となっている。
だが、断言しよう。
真理はいつだってシンプルだ。
今回の授業を経て、君にそう感じていただけたなら、これ以上の幸せは無い。成功者のほとんどは、スピリチュアル体験をしている。成功者を志す君にとっても、有益な情報となるだろう。今回は
・スピリチュアルとか以前に取り組むべきこと
・宇宙を味方につける方法
・成功へと導く神様的思考
の3つを紹介しよう。是非、楽しみながら取り組んでくれ。
①スピリチュアルとか以前に取り組むべきこと
それは、
「現実世界をしっかりと生きること」
だ。「先生、当たり前じゃないですか？」と思った優秀な生徒は、次の章に進んでいただいて構わない。この章は、まずエセスピリチュアルに終わらされてしまっている者の目を覚まさせるためにあるものだからだ。
スピリチュアル的思考を極め、宇宙を味方につけたいのであれば、「大切な人や社会のために出来ること」を真剣に模索し、行動していく必要がある。
エセスピリチュアルを広めている者たちは、ある意味価値提供をしているんだ。
「そのままでいいよ」「次元上昇をするには…」「神様は〜で…だから」
そう言って貰いたい、自分だけでなく周りも不幸にしている現状を否定せず、ただ許して欲しいといった人々のニーズを満たしているんだ。
今後社会に圧倒的な価値貢献を行っていく君には、耳を傾ける必要は無い言葉ばかりだろう。他にも、
「お化けついてますよ」「呪われてますよ」
などの、いわゆる霊感商法と呼ばれるものはゴミだ。人を不安にさせて金をむしり取るこやつらが一番の妖怪であり、諸悪の根源であり、悪魔であり呪いだ。
いいかい。この世は裏表という話を五時限目にした。要するに、神様がいればその逆の存在も間違いなく存在している。だが、「真っ当に生きていてそんなものの影響を受けるはずは無い」んだ。ちょっとした偶然の重ね合わせや過去世のトラブルで、波長が合ってしまうことがあったとしても、君自身が前向きでポジティブであれば、「それ」のエネルギーが増長してしまうことは無い。「関係ない世界の人間が関わってくるな」と毅然と対応するも良し、「あんたも一緒に幸せになりな」と最高のエネルギーを振りまくも良しだ。とにかく、意識レベルを向上させて、より多くの時間を神様と繋がれるようにしよう。
宿題：何故霊感商法のようなものに惑わされてしまうのだろう？
②宇宙を味方につける方法
だが、宇宙は違う。宇宙に善悪は無い。皆が生きてていいし、その逆でもいい。恐らく、私が散々罵った界隈の連中も、宇宙の法則上は生きてても良い存在なんだ。彼らから学べることも沢山あるのだろう。
それはさておき、宇宙を味方につける方法だが、
・世界全体の幸福を祈る
・感謝を忘れない(特に両親)
・仕事も遊びも全力で
・縁のあった人々に親切にする(特に両親)
・大自然と触れ合う習慣を持つ
・最高の言葉を使う
の6つをまず意識して頂きたい。
この授業をここまで聞いてくれた皆にとっては、どれも当然のものだろう。これにプラスして、「寺社仏閣でお祈りする習慣」を持とう。神様は常に私たちを見守ってくれている。愛のある、温かい眼差しで。また、今の日本があるのは、神社に祀られている神様達が、ここまでバトンを繋いで下さったからである(古事記やホツマツタヱ参照)。
なので、「成功させてください！」とか、「守ってください！」というのはどこか的外れである。この世界に生まれてこられたこと自体が大成功で、我々は常に守られているからだ。よって、
「いつもありがとうございます」
とお祈りするのが最適だろう。これは君の御先祖様達にもお伝えして頂きたいのだが、「ここまで命を繋いでくださったこと」「今恵まれた環境にいること」「日本が安全で豊かな国であること」「今成功のために全力で努力出来ること」について、心の底からの感謝を述べよう。そうすることで、君は君のポテンシャルをさらに爆発させ、宇宙からのさらなる手厚いサポートを得ることとなるだろう。
いわゆる「引き寄せの法則」は、ここまでの思考をひとまず大前提とするものだ。引き寄せの法則とは、「想いが現実になる」という現象のことを指す。これは真実だ。だからこそ、視座を高くして人々の幸福を心の底から願い、この世界のあらゆるものに感謝できるようになる必要がある。それは何故か。これを今回の宿題とする。分からなければ、もう一度四時限目の授業を見直し、それでも分からなければコメントで質問してくれ。
宿題：何故人々の幸せを願うことが必要なんだろう？
③成功へと導く神様的思考
皆は神様に対してどんな印象を持っているだろうか。「厳しそう」「優しそう」など、色々な意見が出てくることだろう。恐らくだが、多くの神様は「陽気で気さくな方」だと思う。少なくとも私が熊野詣の宿で見た不動明王様はそうだった。「怒りと共に人々を救済する」だなんて説明を受けていたものだから、とんでもなく恐ろしい神様を想像していたが、出会ってみると分け隔てのない、親しみやすい方だった。
日本の神様もそうだ。天照大御神様も瀬織津姫様も、その御両親や御兄弟も、皆気さくで純粋で、楽しいこと面白いことが大好きな方々なのだ(これも古事記やホツマツタヱ参照)。
そして、共通しているのが「愛」だ。世界を超えて、
宇宙全体の幸せを願い、常に尽力されているのが神様だ。
文字通り、次元が違う愛をお持ちになっている。
また、未熟な私たちが失敗しようと、神様が罰を与えたり叱責したりすることは無い。最強の愛を持ってお許し頂けるのだ。まるで罰のような現実が目の前に迫ってきた時は、「そうなるような原因の種をそれ以前に蒔いていた」か、「人間が勝手にそう解釈しているだけ」のどちらかだ。宇宙に善悪は無いからな。
だからこそ、私たちは思う存分失敗し、成功者を目指すことができるのだ。神様は、ある意味で、私たち人間全員の「両親」のような存在なのだ。
ここで宿題だ。
宿題：神様的思考とは何だろうか？それがなぜ成功へと導いてくれるのだろうか？
今日の授業はここまで。少し宿題が多いが、本質を掴むために是非取り組んでくれ。「なぜ宿題が出ているのか」を宿題として考えても面白いだろう。正解者にも不正解者にも、私の愛のエネルギーを届けよう。
ここまで聞いてくれてありがとう。九時限目では、成功していくために必要なお金についての授業を行う。日本人全員に勉強していただきたい内容なので、見逃さないように是非フォローをしておいてくれ。
それではまた、次の授業で待っているよ。