2023年12月の記事一覧
指導・監修…甲野善紀 著者…荻野アンナ『古武術で毎日がラクラク! 疲れないケガしない「体の使い方」』
手や腕の力だけに頼らず、全身の力をうまく使って出来るだけ楽に日常生活を送るコツが書かれた本。
●ぎっしり重いものを入れたスーパーのレジ袋を指に食い込ませることなく持つ方法
●転倒したとしても大怪我しないよう衝撃を和らげる受け身の取り方
●大きい家具を運ぶ時に手のひら全体ではなく手の側面だけを使って持ち上げる方法
といったことが載っていて、参考になります。
大切なのは、しっかり
文…エマ・トンプソン 絵…エレノア・テイラー 訳…三辺律子『ピーターラビット クリスマスのおはなし』
ピーターラビット関連の絵本の中でも特にゾゾッとする絵本。
絵も文章も可愛らしいので、余計にストーリーが怖いです。
※注意
以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。
七面鳥のウィリアムは、ピーターといとこのベンジャミン・バニーにこう自慢しました。
クリスマスディナーの主役といえばこのわたしだ、と。
…ウィリアムは「主役」の意味を知りません。
マグレガーさ
監修…NPO法人JHD&C『31cm ヘアドネーションの今を伝え、未来につなぐ』
ウィッグをつけてもいいし、つけなくてもいい。
ヘアドネーションをしてもいいし、しなくてもいい。
そういう楽な雰囲気を漂わせつつ、「じゃあヘアドネーションを必要としているのってどんな人なの?」「するにはどんな手続きがいるの?」「どんな流れで髪の毛がウィッグに変わるの?」といったことを可愛らしいイラストや写真をまじえて分かりやすく教えてくれる本です。
●レシピエント(ウィッグを受け取る人
詩…アイリーン・フィッシャー 絵…サラ・フォックス=デーヴィス 訳…たなかたえみ『うさぎにもクリスマスはくるかしら?』
陽の光に照らされてダイヤモンドのように輝く雪原。
そのまわりで生きる動物たちや人間たちの姿。
それらと優しい詩を合わせた、美しい絵本です。
わたしが特に好きなのは、『雪のステッチ』と題された詩。
この詩の中の、
という表現がとても素敵です。
足跡を縫い物にたとえるなんて可愛い!
雪の上を歩く音が、「さくさく」ではなく、「ちくちく」と聴こえてきそう。
こういうイメー
文…リサ・モーザー 絵…オルガ・デミドヴァ 訳…よしいかずみ『赤いけいとでつながって』
お互いの本当の気持ちを話したい。
仲直りをしたい。
これは、そんな相手がいる方におすすめの、心があたたかくなる絵本です。
※注意
以下の文は、結末までは明かしませんが、ネタバレを含みます。
あなぐまのアニーとやまあらしのチックルは、毎日いっしょ。
お互いのことがとっても大好きです。
なのに、ちょっとした偶然が引き起こしたすれ違いによって、喧嘩になってしまいます。
著…嶋田美津惠『女は爪で美人になる ネイルしない、磨かない、ムリしないでキレイになる』
カラーネイルをしばらくお休みして、じっくり時間をかけて自爪を健やかに育てていきたい方におすすめの本。
綺麗な爪を育てるコツや、やってはいけないことのポイントが分かりやすいです。
タイトルに「女は」と書かれていますが、美しい爪にしたいという気持ちは性別を問いませんよね。
この本を読むと、「ネイルオイルを塗るのって面倒臭い」と思っていた方も、きっと「ネイルオイルを今すぐ塗りたい!」という