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2023年4月の記事一覧
著…モニカ・ルーッコネン 訳…関口リンダ『フィンランド人が教えるほんとうのシンプル』
「今持っている物を長く大切にするライフスタイル」をすすめる本。
フィンランドには「古い物にこそ価値がある」と考える人が多いのだそうです。
そのため、
●今持っている物を修理して使い続けられないか?
●周りの人たちと物を貸し借り出来ないか?
●自分がもう使わない物は、捨てるのではなく、フリーマーケット等で売り買いして他の人に使ってもらえないか?
といった風に考えるのだそう。
著…榎本まみ『督促OL 業務日誌 ちょっとためになるお金の話』
『督促OLの修行日記』の著者による、お金との向き合い方のヒントをもらえる本。
督促コールセンターの業務内容だけでなく、お金、クレジットカード、督促に関する専門用語等が紹介されています。
まずわたしが衝撃を受けたのは、支払いが遅れがちの上、数ヶ月支払いがなく、クレジットカードが解約となってしまったお客さまがコールセンターに「カードを使えるようにしなきゃもう支払いはしない!」と電話してきたと
選・訳…齋藤孝『サン=テグジュペリ 星の言葉』
まるで静かなピアノソロのように、読み手の心を落ち着けてくれる本。
サン=テグジュペリの言葉たちが、齋藤孝さんの翻訳によって、短くシンプルに紹介されています。
ごちゃごちゃせずスッキリしたページ配置なので、とても読みやすいです。
また、文庫本なので持ち運びしやすく、わたしは最近バスや電車の中でよくこの本を読んでいます。
読む度に、心の中にある複雑に絡まった糸を少しずつ解いてもらって
著…小澤亜季子『退職代行 「辞める」を許さない職場の真実』
著者の弟さんはまだ若く健康でした。
しかし、ある日亡くなっているのが発見されたそうです。
ご家族はどうしても死の理由を知りたくて、弟さんが生前使っていたスマートフォンを調べました。
すると、その中にあったのは「仕事 辞めたい」「仕事 辞め方」といった検索履歴。
亡くなる少し前から体調を崩していた弟さんは、亡くなったその日も出社出来るよう準備を済ませていたそうです。
なぜ死ぬ前
著…国井美果『こどもと絵で話そう ミッフィーとフェルメールさん』
「牛乳を注ぐ女」「真珠の耳飾りの少女」「レースを編む女」といったフェルメールの作品をミッフィーと一緒に楽しめる絵本。
子ども向けですが大人にもおすすめ。
絵画鑑賞をする時って、ついつい「理解しているフリ」をして、小難しくかっこつけながら見てしまいがちですが、
とミッフィーが素直な気持ちで絵の感想や素朴な疑問を言ってくれるので、読み手も素直な気持ちで絵を鑑賞出来ます。
わたしはこの
編…公益社団法人全国有料老人ホーム協会+ポプラ社編集部『シルバー川柳11 メルカリで 売って買っちゃう 孫のもの』
長く愛され続けるシルバー川柳シリーズの11作目。
やはりこういうご時世なので、コロナ禍に関する川柳がパッと目を惹きます。
ワッハッハと笑える…というよりは人生の悲哀を詠んだ作品が印象的。
育毛剤をそっと差し入れしてあげたいです…。
萌えよ毛根!
わたしもです!
非リア仲間として激しく共感いたします。
こちとらクルーズなんて行ったこともなければ行こうとしたこともねえやっ
作…ティム・バートン 訳…永田ミミ子『ティム・バートン ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
ハロウィンにもクリスマスにも楽しく読める絵本。
残念ながら新品は書店では入手困難となっていますが、中古本なら多少売られているようです。
映画版と少しだけストーリーが異なるので、映画ファンも新鮮な気持ちで読めます。
骸骨なのにユーモラスで可愛いジャック。
ゆうれい犬なのにとっても愛らしくて、ギュッと抱きしめたくなるゼロ。
不気味な姿だけれどみんな仲の良いハロウィーンランドの人々