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#昆布

肌寒い春の日に。えびと鶏団子の鍋を作ってみませんか。カピカピになったとろろ昆布がポイントよ🎵

肌寒い春の日に。えびと鶏団子の鍋を作ってみませんか。カピカピになったとろろ昆布がポイントよ🎵

といいながら、鍋なのか具沢山スープなのかって料理です。

アルゼンチンエビ(刺身用)をスーパーでよく見かけます。
きょうは大き目のを使います。
というのは、殻とミソを焼いて出汁にするので、大きいほうが、ミソの状態がいいようなんです(私調べ)。プルンとしていたら最高です。

エビは頭をとって殻をむきます。
背に切れめを入れて(わたしはハサミで切開します)背ワタをとります。
頭と殻と油をフライパンに入

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「昆布のほん」出版のお知らせ

「昆布のほん」出版のお知らせ

「たくさんのふしぎ」にデビューします。

福音館書店の月刊誌「たくさんのふしぎ」を知っていますか。
自分のテーマに取り組んできた大人がガチで読者のこどもたちに、それを紐解いていく本です。おとなが読んでも面白い。時間をかけて生まれる毎月の本たちです。

わたしの最初の著書は、この、「たくさんのふしぎ」の9月号、「昆布のほん」です。文章を担当しました。
羅臼昆布と出会い、自然や歴史を知り、ひとびととの

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「手間ヒマかけてます。」羅臼昆布のポスターを作ってしまった人のこと。

「手間ヒマかけてます。」羅臼昆布のポスターを作ってしまった人のこと。

11月12日は昆布の日です。
日本の食を底から支えてきて、じわじわと世界にはばたいている昆布ですが、その中の、羅臼昆布のポスターを作っちゃったのが、
キッチンミノル@kitchenminoru さん。
「たいせつなぎゅうにゅう」で羅臼の隣町、別海町のたんぽぽ牧場で取材し、「釣って食べて調べる深海魚」では東京湾から沖縄の海へ。「あさがおとはるくん」では、シーズン毎日ガチであさがおを取材した、しゃしん

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わたしの出汁はこんなんで絶品です

わたしの出汁はこんなんで絶品です

昆布の出汁を取るとき、沸騰させてはいけないといいますが、ホントにそうでしょうか。
日本料理の花形としての椀物の出汁ならホントにそうです。
家庭での出汁ならばどうでしょうか?
きっちりいえば、組み合わせるものにもよりますし、昆布にもよります。
ざっくりいえば、ちょっとくらい沸かしたって大丈夫です。

それもふまえて、いろいろやってみて、たどり着いた、わたしのおいしい出汁はこれです!

使っているのは

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写真の中の人に、会いに行きました。

写真の中の人に、会いに行きました。

それは、波打ち際に腰を落とし片膝をついて、モリのような道具を今にも放り投げて何かをとろうとしている人の写真。うひゃあ。かっこいい、

いったい何をしているのでしょう?

なんと、昆布漁なんです。
拾い昆布といって、海の中の岩盤から強い波のチカラでひっぱがされ、岸に打ちあがった昆布を拾う漁です。
この写真は拾う、って感じじゃないですよね。獲る。
えりも岬の東、十勝の広尾町にお住まいの漁師、☆君@昆布

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カスベ(えい)のコンフィですよー。泡(酒)が飲みたくなりますよー。

カスベ(えい)のコンフィですよー。泡(酒)が飲みたくなりますよー。

海に行きたーい!!!
海を見ながら、お魚食べて、そうして、イタリア好きなわたしはスプマンテをくいっと飲む。
西の水平線に、太陽が沈んでいくマジックアワー。
あぁ~。。。。。

そんなときにも、こんなときにも、アテはおいしく簡単で、こじゃれたのがいいですね。

使うのはかすべ。エイです。
ほかいどーにお住まいでなければ、遠い魚ですね、ごめんなさい。と
前にかすべ記事をアップしたときに書いたら、
思い

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見えない昆布が料理を上げる。😄

見えない昆布が料理を上げる。😄

こんばんは。
写真ではどこにも見えませんが、昆布が2回活躍した今夜のおかずです。

ベーコンは、昆布パンチェッタですよ~。

上の記事では薄切り肉を使い、一枚ずつにはがして使っていますが、
中まで火が通れば重なったまま焼いても大丈夫なので、きょうは2枚重ねです。3枚重ねなら、焼いているうちに剝がれてきます。
昆布の味は、中までしみているの、すごいですねぇ。

ほんの少しの油を加えて中火でじりじりと

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ソウルフードはホッケのつみれ汁

ソウルフードはホッケのつみれ汁

ホッケのつみれ汁といえば、道民には近しいけれど、そうでなければ食べたことがない味ではないでしょうか。
鮮度や価格のことから、生では本州まで行かないようです。
ホッケといえば、開きで焼いたの、ですよね。

さて、わたしにとっては、ホッケのつみれ汁は懐かしく何度食べたかわからない、いつも好きだった味です。

フープロのない昭和の頃、ハハはすり鉢すり棒で作ってくれました。
今考えると、ちょっとしたご馳走

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ホッケで粗汁。

ホッケで粗汁。

こんばんは。
昨日、ほかいどーローカルな魚、ホッケを買いました。
生ですよ。
開いてあって頭がついています。
555円。
なんだか縁起が良さそう!で、買う。

塩・砂糖で脱水して、

今日は、粗汁にすることにしました。
なんていってもアタマがありますからね。

こちらわたくしの分。ザ・粗汁。これぞ粗汁。

2枚おろし状態で片側には骨がついているので、魚をおろす要領で骨をとります。脱水したので身がし

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お肉たっぷり、食物繊維もたっぷり。それはクーブイリチー風の煮物

お肉たっぷり、食物繊維もたっぷり。それはクーブイリチー風の煮物

那覇で食べたクーブイリチー(昆布の炒め煮)はおいしかったなぁ。
2件の店で食べたのだけど、どちらもお出汁が効いたしみじみとしたおいしさで。北海道だと昆布の煮物はずっと甘辛いのだけど、優しい味の野菜の煮物のようでした。
そして、豚肉は醤油色じゃなくて白っぽい。お肉たっぷりじゃない。
昆布の使い方がこんなに違うんだーと思ったわたしでした。

さて、那覇でいただいたクーブイリチーとは違うけれど、
わたし

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北海道どさんこプラザ、きたキッチンの北海道百科でのレシピ掲載が始まりました。

北海道どさんこプラザ、きたキッチンの北海道百科でのレシピ掲載が始まりました。

北海道にいらしたら、お土産はきたキッチンで、と決めている方も多い、生産者発信のおいしいものが揃うセレクトショップ、きたキッチン。
道民のわたしたちの必須アドレスでもあります。
北海道から離れると東京・有楽町のアンテナショップ、北海道どさんこプラザ。
そして北九州市と広島市のほっかいどうマーケット。

展開しているのは、北海道百科です。

このたび、ご縁があり、わたくしのレシピが毎月、HPに掲載され

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出汁がら昆布で肉おかず

出汁がら昆布で肉おかず

冷凍庫に年末年始に使った昆布の出汁がらが眠りつつありませんか?いつか佃煮にしよう!と。

ならば、こちらのおかずはいかがでしょう。

材料は、

出汁がら昆布の極細切り。40g

生きくらげ 大1〜2枚 昆布に合わせて細切り

豚ひき肉100g

調味料は砂糖、醤油、バルサミコ酢 、全部大さじ1

オリーブオイルも大さじ1

仕上げに黒胡椒 好きなだけ

オリーブオイルをフライパンにひき、肉を置き

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その名のとおりの大きな大きなキャベツ

その名のとおりの大きな大きなキャベツ

それは札幌大球。キャベツから赤ちゃんが生まれてくるという言い伝えがある国があるそうだけど、「札幌では赤ちゃんはキャベツから生まれます。」と言ったら信じてもらえるかもしれない大きさです。

ほらね?  赤ちゃんより大きいし。1個10~15キロ!!!

どうしてこんなに大きくなったの?物語はこちらへ。

それは、開拓の歴史とも重なっています。冬の間保存できる、生きるための野菜を確保することは必須でした

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さわやかな新生姜ご飯と北海道の新生姜栽培のこと。

さわやかな新生姜ご飯と北海道の新生姜栽培のこと。

こんにちはー!

今日の北海道は雨嵐。東京の梅雨の日のような寒さで、じめじめしています。

こんな時に嬉しい新生姜とか山椒とか、旬はわれわれを、そっと応援してくれているようです。

さてそんな日に、新生姜とトマトの炊き込みごはんはいかがでしょうか。

1合分の材料です。2合ならばすべてを倍にしてください。

洗米した米 1合、新生姜25g、油揚げ15g、ミニトマト3個、
A(めんつゆ小さじ2、みり

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