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note20日目 腹の中のズンドコ節。
何度も言ってしまうが、私は酷い便秘症である。
この世に毎日出るという人がいるのを聞いた時、嘘やろ、と思ったくらい、
腸の中に数日間留めておくのが人間の体の「普通の」仕組みだと愚かにも思っていたくらい、便秘とお友達である。
いや。。。もはや家族といってもいい。
もしかしたら、最も会話しているのは主人や子供ではなく、自分の腹なのではないだろうか。
まあ、くだらぬ前置きはどうでもいい。
いつもの如く、数日間出なかった。
お腹が重くなってきても、私はチョコレートやらヤマザキの生ショコラメロンパンやらトッポやらを食べ続けるのをやめなかった。
「百毒下し」を飲むか。。。と、一袋飲んだ。
いよいよ出ない、というときに使っている昔からある薬である。
そのあと、娘とスーパーで買ったコーンアイスを食べた。
いや、それ以前にも午前中、資料ノートを取る前にチョコレートパフェを食べた。
この二つのアイスと、百毒下しの作用によって、8時間後、娘が就寝したあとに
今まで以上の激痛が下腹を襲った。
ぐおおおお。。。。。。👹👹
下痢のあの痛みであるのはわかるが、プラス腸は押し出そうとしているのに、入り口で詰まって出ないあの圧迫感と激痛が加わった感じだ。
まるで出産の時の陣痛を思い出した。
非常によく似ている。
陣痛の方がもっと痛いが、今回のも正気を失うくらい痛い。
いた。。。いたた。。。。
と何度もトイレに行くが、痛いのにブツは出ない。
なんてこと。
泣きそうになった。
陣痛のように波があって、ふっと収まりほっとしていると、またズンドコとやってくる。
そしてまた、いた。。。。たた。。。と90度に背を曲げてトイレに駆け込みむこと8回。。。。
やっとの思いでうさぎのう⚪︎このようなものをだした。
。。。。。こんなに踏ん張ってんのにこんだけかよ‼️
私は裸体になり、ヨガの便通をよくする猫のポーズを幾度かやった。
お通じが出ない時は、私はいつも裸になっている。
靴下も脱ぐ。
身体を縛っているものすべてを解き放ち、ヒト🟰動物としての開放感を確かめる。イメージはサバンナにいる自分。
バオバブの木の元で青空を見ながら心地よくだしている私である。
さあ、イメージしろ、風の心地よさ。。。バオバブの力強くもたおやかな木々のざわめきを。。。
しかし、現実は就寝中も何度も痛みで目が覚めて、心持ち死にそうであった。
ああ、食中毒の時とも痛みはよく似ているかもしれない。
寝不足のまま今朝起きた。
爽健美茶を飲むと催したので、トイレにいくと、やっとまともなお通じが出た。
朝食にバナナ🍌を食べ、娘を見送ったあと、もっと見事なものが出た。
そのあとは水のような物。。。まさに下痢のようなものが続き、
げっそりしてきた。
まるでボットン便所のような匂い。。。。
こんなものを体内に留めておくことが自分の「普通」だなんて。。。。
開通し、お腹が綺麗になるのはいいことだが激痛はキツい。
今日は病院の日だったので、ギリギリまで休み、
メイクもほとんどせず、楽なスポーツウェアでキャップでメイクしていないのを隠して、診察を受けた。
今何か口に入れるとまた出そうなので、家に帰ってくるまで飲み食いは我慢した。
このように便秘症で苦しんでいる時、
「神様、お願いです、早く出し切ってください。。。
次からは体に優しい食事を心がけますから。。。。‼️」
と脂汗やら冷や汗やらを流しつつ眩暈と共にいのりに祈る。
そしてまた同じ過ちを繰り返すのだ。
チョコレートパフェを食べ、ポテチを食べ、つまみ食いでアルフォートを食べるのが、いつも繰り返される。毎度毎度。。。
もうネズミ以下である。
まだ幼稚園児だった頃、やはり便秘で苦しんでいた私をみて、祖母は憐れみをもってつぶやいたのだった。
「アンタの腸は太いけん。ほやから出すんに苦労するんや。」
。。。。。。。。🫥🫥🫥
私は今をも祖母の言葉の呪縛に囚われている。
一体祖母はいつ私の腸を見たのだろうか。
腸というのは外部から見えるのだろうか。
祖母のあの不思議な呟きの意味は、今なおわからない。