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「自己責任論」の考古学――安丸良夫『日本の近代化と民衆思想』(平凡社ライブラリー、1999年)評

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『絶望社会』この国が『社会環境』として作り出している『依存症』について見つめてみる。

フェミニズムとアナーキズムを節合する――高島鈴『布団の中から蜂起せよ アナーカ・フェミニズムのための断章』(人文書院、2022年)評

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兵庫県知事さんが辞任しない理由について考える【これも通俗道徳に源流があるのか】

6か月前

他責思考か自責思考か。それが問題だ。【通俗道徳を認知することで見えてきた思考の呪縛】

6か月前

パリ五輪でも表面化した「通俗道徳の闇の深さ」【ポイントオブノーリターンと化した自己責任論はどこへ向かうのか】

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『しん次元!クレヨンしんちゃん』が投げかける難問:「がんばれ」と言いにくくなった時代に、それでも「がんばれ」と言うのはなぜか

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2022参議院選挙を振り返ってみる

【著者インタビュー・後篇】どの会社でも行われる「社員研修」と、大正時代の「教養ブーム」が、もとは同じもの?! 著者インタビューの続きを公開

❮恐怖を植えつけお金を騙し盗る❯ことが「神」の意志を実現することならば、 もっと手っ取り早く❮空き巣❯は? ❮強盗❯は? それから❮「神」に服従しない人間の命を奪うこと❯は? 通俗道徳と公正世界仮説を自民党と統一協会はフル活用。 彼らの左団扇を取り上げる責任が市民にはある❗

「通俗道徳」ということばを知ったのは何年か前に「生きづらい明治社会 不安と競争の時代」(松沢裕作著・岩波ジュニア新書)を読んだとき。 先日、自分にとって必要でとてもよいものを買い求めた。 「分不相応」の呪いを無効にしたから、買うことができた。 「通俗道徳」の破壊性を考えている。

明治の「通俗道徳」というわなは、現在の「自己責任論」となった

愛、幸福、涅槃、悟り、解脱、諦観 それらが一体何になる。 つまらないものだよ。 至福、至高、至善、停止、寛容、卓越 なにもメタ的なことではないと思うんだ。 呼吸や脈動や変遷に普く備わった性質、 当たり障りのない通俗的なことだよ。 『暖和』

とかくに人の世は住みにくい

『非モテ』と『通俗道徳』について

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