何でも進歩するのが良いと考えられている 回向返照の退歩を学すべし この言葉を、全文明に対するアンチテーゼと受け取ったらどうだろう 猫も杓子も進歩進歩である より便利により速くより成功を求めて、その結果が、この薄っぺらな世界である 退歩とは、内面世界の真実に向かうベクトルのことだ
昨夜のお月様。前の携帯の写真では、月なんだかライトなんだかわからない❗と不満があったけど、こんな写真が撮りたかったんだけど、撮れるようになるとまた不満が出る。 YouTube見てるともっと色々面白い写真あるから。でも自分では出来なくて、機械の進歩とオイラの退歩は同じように進んでる
道元禅師の言葉に 須らく回向返照の退歩を学すべし というのがある この退歩というのが、実に独創的で芸術的でさえあるように思われる 普通、退歩というと、悪い意味だ しかし、ここでの退歩は、起こっている心の事象に対して、外向きに出ていくのではなく、内体験へと退いてゆく 瞑想の核心だ