【私の本棚】 絵本「白い馬」 東山魁夷 / 絵 松本猛 / 文・構成 一部抜粋 「ぼくは大人になって絵描きになった。 旅をして美しい町や森や湖をたくさん描いた。 白い馬はピアノの旋律。 穏やかに控えめに心の奥に揺らぐメロディーを奏でる。」 幻想的な素敵な絵本です。
長野への旅行。念願の東山魁夷館に行った。 「緑響く」を観ていたら、フッと青葉市子ちゃんの『アンディーヴと眠って』が頭に流れた。静けさ、ひんやりと澄んだ、生き生きとした緑の自然の中に、一頭の白馬が現れる。 英訳は”vibrant greens”という。