水鏡・ミズーリナ湖畔一周
<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.51>
トレ・チーメ(Tre Cime)からの帰りのバスも、
やはり途中、ミズーリナ湖(Lago di Misurina)で乗換え。
この時は、1時間半程、待ち時間があったので、湖畔の周遊道を歩くことにしました。
朝とは違うミズーリナ湖の顔が見れて、気持のよい散歩となりました。
皆さまも、是非、その森林浴を、お楽しみください。
少し風があり、湖面が動いていますが、それもまた良し…。
湖に映る空の色も美しいです。
右奥・山の峰が、先程までいたトレ・チーメがあるところ…。
あんな所に、いたんだな~。
湖がある景色は、どこも「水鏡」。
ミーズリナ湖の写真を見る度に、日本画の巨匠・東山魁夷の「緑響く」に、思いを馳せます。
長野にある絶景「御射鹿池(みしゃかいけ)」がモチーフとなっている絵。
いつか、行ってみたい場所のひとつです。
そして、大好きな作家・原田マハさんの本「生きるぼくら」の文庫版は、この「緑響く」が表装になっています。
あ、また、マハさんの本、読みたくなってきました。
周遊道では、ランニングしている人もいました。
こんな空気の美味しい場所で走るって、気持が良いでしょうね…。
ゆっくり歩いて1時間程で、湖を一周できます。
ちょっとしんどいな…思われたら、こんな可愛らしい観光ミニバスも走っています。
湖畔一周はしませんが、30分程で、美しい景色を見て回れるそうです。
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