「鬼」という専門職、 不条理のスペシャリスト、 鬼畜さに誇りを持つ種族があったのではないかと思う。 ユダヤ人は人であるがゆえに迫害されたのだろう。 かなしいことだ。 人は鬼になれるのだろうか。 さもなくば、誰かが鬼の甲冑を被らなければならない。 人はあまりに増えすぎる。
武〔矛には足が付いていてひとりでに飛んだり跳ねたりするらしい〕 真の武人は存在するだけで場を制し、世を治めると言うが、 死んだように生きる武士的な「滅私奉公」が真の自由の形ならば、 なるほど【武・生・世・自】は「互いに素」なのだろう 何事も世論や私論では片手落ちなわけだ