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はにわ展へ

今日は東京国立博物館の『はにわ展』へ。
上野公園2日目ですが、平日なのにこんなに人がいるのかって言うくらい人がいる。
上野公園にはよく行くのですが、海外からの旅行客が急増したためか平日休日問わず人が多い。
銀座線に乗っていると座席一列に一人か二人しか日本人がいないことも稀ではない。この前は銀座線で外国人にジャパニーズかと聞かれ、イエスと答えたら突然五千円札(旧札)を出してきて、樋口一葉を指して「誰これ?何している人?」と英語で聞かれ、小説家(novelist)が咄嗟に出なくて翻訳サイトで調べてしまいました。やっと答えても「どんな種類の?」と追加質問。降りる駅になったので助かりました。

埴輪の実物を初めて見たのは10年くらい前。(江戸東京博物館)
「でかっ」というのが最初の印象。
私のイメージでは埴輪っておおよそ50cmくらいだとずっと思っていました。
その時には機織り機のような埴輪があり、実寸大?というくらい大きくてびっくりした記憶があります。

4年ほど前コロナ真っ最中の頃でしたが、初めて東京国立博物館で埴輪をみてその可愛さや素朴さに癒されるようになりました。(その頃の上野公園は休日でも人が少なかった)
ちなみに土偶はもっと好きです。

今回の埴輪展の目玉はやはり挂甲の武人が五体集まったということ。五体良く似ているのですが個人的には群馬相川考古館の武人が一番かわいく思えました。
この埴輪を作った職人も15世紀も経ってから、自分の作った埴輪がこんなに脚光を浴びるなんて思わなかっただろうに。

埴輪が笑っているのは笑うことで魔除けになるということらしい。
素晴らしい考え方。

その他、鳥や仔馬などかわいらしい埴輪が見ることが出来ました。

ちなみに入場は並びませんが、中は結構混んでいました。売店は制限なく入れました。




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