新宿梁山泊の金守珍が唐十郎さんの『少女都市からの呼び声』を、今年三回舞台にあげる。今日は、新宿花園神社の紫テントの初日。いつ伺えるか調整中。歌舞伎町のどまんなかにあった小劇場、スペースデンで見た唐組若衆公演が忘れられない。金さんは、ドクターフランケで怪演。島田雅彦も客演してた。
新宿梁山泊、水嶋カンナの雪子が突出しておもしろい。唐十郎の初期作品は、李礼仙の個性もあって、舌足らずな妹の可憐さを強く感じてきた。今回の水嶋は、田口やフランケ醜態の鼻面をとるだけの迫力がこもっている。怪物としての女性が頭をもたげてきた。凄いです。本日千穐楽。おすすめします。
紀伊國屋演劇賞贈賞式に出て、みなさんのスピーチを聴くのが楽しみです。今回は、円の演出家内藤裕子さんが、なんども芝居をやめようと思ったと、話されていたのが印象的でした。金守珍さんは、話し方が唐十郎さんそっくりになっていた。声がでかいのも。https://natalie.mu/stage/news/510090
『少女都市からの呼び声』を観る。歌舞伎町の小スペースで、唐組若衆公演として上演されたのは、1985年の11月8日から17日だった六平直政や金守珍が暴れていたのを思い出す。。四十年近い月日が過ぎたが、今日もふたりは暴れていた。ロックがそうであるように、アングラも生き方なんだな。