nakamura daisuke

関西小劇場で役者だったり音響だったりやってます。 フラワー劇場っていうところに所属して…

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関西小劇場で役者だったり音響だったりやってます。 フラワー劇場っていうところに所属してます。

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    • DOORプロデュース 11周年公演 父が愛したサイクロン

      09.23,2024 13:00 SPACE9 お芝居の話に入る前に、役者さんの話をさきにしちゃうのもどうかとは思うのですが。 いい脚本があって、いい演出・スタッフワークがあって、それといい役者がいて、というのが「どちらが先」などということはない、という前提で。 この作品も、メンバーのお名前を見れば「いい作品になる」ことは判りきっていて。あとは「こちらがどれだけ泣くのを我慢できるか」というレベルだというのは判りきっていて。「どれだけ笑うのを我慢できるか」はハナっから諦めて

      • 先日観たお芝居  空の驛舎 第29回公演「かえりみちの木」

        先日観たお芝居 空の驛舎 第29回公演 「かえりみちの木」 ウイングフィールド 2024/06/16,15:00 不思議な作品。まあこれは僕の体調に関係するのかもしれませんが。 あ、一応ですけど精神障害者3級です。僕なんかが障害者を名乗っていいのか、とは思うんですが、調子の波はかなり大きいんですよね。そのうえにLongCovidまだ引きずってますし・・・。 これを書き始めたのが7月4日、公演を拝見してから2週間わりとバタバタしてた疲れもあり、下の波のさなかだったこともあり、

        • 劇団ペトリコール社project.4「ここじゃない何処かへ」

          劇団ペトリコール社 project.4 「ここじゃない何処かへ」 脚本 斎藤ゆう 演出 田中愛積 2024年 02/10(土) 15:00/19:00 02/11(日) 12:00/16:00 布施PEベース 無事終演しました。 スタッフとしての中村はそのあと2月14日、お借りした機材を谷本さんに返却、これを以て残務も終了しています。 去年(2023年)に引き続き、劇団ペトリコール社に構っていただきました。 今回はあくまでスタッフとしての参加でしたので、入り込め

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        • アート・民族性
          2本

        記事

          だいぶ前に観たお芝居~演劇企画カタアシイッポ第三回本公演 「-ALCUBIERRE-アルクビエレ」

          幸か不幸か今年(2023)は役者としての出番が非常に少なく。 意図的に減らした側面もありますが、声がかからなくなったというのもあります。若干のさみしさはあるけれど、そのおかげでインプットを増やすこともできてますし、インプットをもとにプロセシングする楽しさも味わってますし、舞台/劇場とは違うところでアウトプットを試みることもできていると思ってます。この観劇記録「先日観たお芝居(と勝手に銘打ってます)」も、そのプロセシングとアウトプットのひとつです。 と思ってたんですが、どうい

          だいぶ前に観たお芝居~演劇企画カタアシイッポ第三回本公演 「-ALCUBIERRE-アルクビエレ」

          新宿梁山泊第74回公演 テント版「少女都市からの呼び声」

          #新宿梁山泊 #少女都市からの呼び声 2023/06/26 新宿花園神社 客席にいて、こんなにガチガチに力の入る公演はホントに久しぶり。 93年、大学に入って「初めて」ではないけれど、まともにお芝居を始めたほんの初期に拝見したのがこの作品でした。場所は伊丹のAI-HALL(アイホール)。 アイホールというある種無機質なほど「ととのった」空間から、特設テントという、外界(それも新宿という世俗の街)との遮蔽物が幕一枚という「猥雑な」空間へ、30年の時間を経て。 この作品

          新宿梁山泊第74回公演 テント版「少女都市からの呼び声」

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち7~斎藤ゆう/「斎藤ゆう60分ひとり芝居」も含めて

          斎藤ゆう(榊、劇団ペトリコール社代表、「ブルグマンシアの世界」を執筆した作家)(「斎藤ゆう60分ひとり芝居」出ずっぱり)以前にも書いたとおり、劇団ペトリコール社に出演者として僕を招いてくれたのは斎藤ゆうでした。 声を掛けてくれたのは「シンドバッドの渚(オリゴ党)」の稽古場。彼女が、それ以前の僕の役者姿を観てくれていたのか実は伺ってませんし、稽古の様子を見て仮に僕を気に入ったとしても、それだけで自分の劇団への出演依頼を掛けるのはいくぶんリスキーです。実際このときの僕はかなりひ

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち7~斎藤ゆう/「斎藤ゆう60分ひとり芝居」も含めて

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち6~南あずき~

          南あずき(エル)キャストや演出への思い出し笑いを積み重ねてきて、目先を変えるためにいったんスタッフの話題にシフトしてみました。 インターン生が正社員に昇格したこともあり、若手メンバーの三者三様を二者まで書いたところで、僕の視点をリセットできたらいいな、なんてことを思いまして。 シフトしてみた結果、リセットされることはありませんでした(笑)。 考えてみれば、何をどうリセットするか、リセットした結果どんなメリットがあるか、特段の勝算があった訳でもないのですから当然ですね。 で、逆

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち6~南あずき~

          차별

          04.06,2023 시네누보 일본 전국의 조선 학교에 대한 '무상화'의 '적용 제외'. 이에 불복해 학교가 기소, 항소심· 상고심까지 다투게 된다. 다큐멘터리 영화'차별'는 대체로 가 기간의 학교, 그 학생 · 교사 · 학부모, 변호사를 포함한 조력자, 국가나 증오 단체의 움직임을 담담하게 서술한다. 담담 하게라고 썼지만 김지은, 김도희 두 감독의 전하고 싶다는 생각은 충분히 전해진다. 극중 법원 앞에 집결한 학생 · 지원

          映画「差別」

          04.06,2023 シネ・ヌーヴォ 日本全国の朝鮮学校に対する「無償化」の「適用除外」。 これを不服として学校が起訴、控訴審・上告審まで争われることになる。 ドキュメンタリ映画「差別」は概ねこの期間の学校、その学生・教師・父兄、弁護士を含めた支援者、国やヘイト団体の動きを淡々と綴る。 「淡々と」と書いたが、キム・ジウン、キム・ドヒ両監督の「伝えたい」というエモーションは十二分に伝わってくる。 作中、裁判所の前に集結した学生・支援者のもとへ「不当判決」の文字を伝えに走る弁

          映画「差別」

          치마저고리

          극단 달오름제 15회 공연 치마저고리 2021년 6월 23일 09:54 치마저고리 17:00,06/19,2021 후세 PE 기반 직구의 내용인 만큼, 이쪽도 직구로 소감을 말해야겠죠. 다만, 변명이지만, 지난번 (2019년 1월) 봤을 때 압도적이었고, 게다가 이번에도 지난번 이상으로 압도된 결과, 츠다쓰네미 씨나 후지카와 규지 씨처럼 초구에서 직구 승부를 할 배짱은 없습니다. 실례에 해당하는 것은 이해하고 있지만, 변화

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち5~君嶋藍~

          君嶋藍(音響、演劇 闇鍋会)昔、「笑う犬の生活」というコント番組がありました。 コレで原田泰造さんのファンになりまして。 これ以外にも「ココリコミラクルタイプ」なんてのもありました。 今と比較するのもアレですが、この当時(2000年代)は「かっちり作り込まれたコント」が番組として成立していたように感じます。 何でこんな話をマクラにしたかというと、君嶋藍を語るのに「笑う」を抜きにすることがどうしてもできないからなんですね。 第0章から延々、いかに稽古場が笑いに溢れていたか

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち5~君嶋藍~

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち4~大谷奈津美~

          大谷奈津美(照明)確定申告、先ほど提出しました。 ホッとしました。 今回は事業収入がないのでさほど手こずらなかった(それはそれで悲しいのですが)とはいえ、慣れないと気持ちがしんどいです。 税務署で「(職)マイナンバーカードないですか?」「(僕)ないです」「(職)じゃあ来年からお願いしますねー」 ・・やっぱりマイナンバー必須じゃない(「義務」とは言ってたけど)のね。 (「カード」のことだと思ったので「ないです」って断言しちゃいましたけど、冷静に考えたら職員さんはナンバーのことを

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち4~大谷奈津美~

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち3~堀田ユカリ~

          1ヶ月経っちゃいました・・・。 こんなに時間かけるつもりじゃなかったんですが・・・。 需要あるんですかね。正直自信はないです。 もう僕の備忘録というか自己満足という開き直りというか意固地というかゴリ押しですね。 なのでよければお目汚しにおつきあいいただければ、くらいのものです。 もちろんここに書かれるひとたちに関しては、僕は大事に書くつもりですし、これを読んでくださる奇特なあなたに残ったら嬉しいです。ほんまに。 今回こそ簡潔に終わらせるぞ。 堀田ユカリ(シロ)今回の「ブル

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち3~堀田ユカリ~

          先週観たお芝居~劇団TheTimelessLetter特別公演 川田恵三プロデュース/記憶

          2023.02.18 1200~ 大阪市立芸術創造館 もう1週間以上経ってしまうので今更ですが。 1日で2公演を観劇することを「ハシゴをかける」と呼びます。 しばらくぶりにこんなお芝居漬けの贅沢な休日を堪能しました。 1本はもちろんこの作品で、このあと布施に移動してもう1本。 お芝居の種類って多種多様で、単純に言っても「笑える」「泣ける」「考えさせられる」・・・。単純さ間抜けさ加減ではヤフーニュースの選択肢みたいですね。もちろん実際にはこんなに明確に分類できるほど単純で

          先週観たお芝居~劇団TheTimelessLetter特別公演 川田恵三プロデュース/記憶

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち2~由紀、ベル~

          そろそろ皆さんの記憶から少しずつ、少しずつですが痕跡が薄れてきていることと思います。本番から半月ですしね。でも完全に消え去る、ということはないだろう。という希望や確信はあります。特に公演に関わった(客席にお客さんをお迎えする側の)メンバーにとっては。 お客さんにとってはどうなんでしょうね。僕は拝見した舞台を断片的にでもわりと覚えてる方だと思うんです(覚えておくだけの記憶容量がもったいないと思う公演もあったりします)が、これは僕も「公演を打つ」側に立つことが多いからかもしれませ

          「ブルグマンシアの世界」のひとたち2~由紀、ベル~