僕が千年生きるのを条件に妻の寿命を神様に伸ばしてもらった。 そして、妻は80歳で亡くなり、僕は一人になった。 最初妻の温もりを忘れた。 次に声を忘れた。 その次に頭の中の妻が写真の様に動かなくなった。 そして、今日僕は千歳になって妻に会いにいく。 今からまた僕は妻に恋をする。
クロノスタシスってあると思うんだ。 その日、僕は3秒が3000文字になる程の一目惚れをした。 朝日に照らされる洗面台。 寄り添う2本の歯ブラシ。 君は未来をも見せてくれた。 そして、僕らは明日夫婦になる。 彼女から奥さんになる前に3000文字の一目惚れを君に読んでほしい。
「いつか小説家になって、綺麗な家に住ませるからな」 彼は私を連れやって来た公園で、キラキラした高級マンションを見上げ夢を語った。 10年後。 私は彼を連れその公園にやって来た。 「ごめんな」彼は俯いていた。 「ねぇ。もっと貴方の世界を教えて」 ずっと昔から私の夢は叶っていた。
僕が何で秋が好きか知ってる? うーん。分かんない。 あっ!焼き芋がおいしいから? 違うよ! じゃー、秋刀魚がおいしいから? それも違う!てか食べ物ばかりじゃん! じゃー何!ヒント! 君の名前が春だったら、春が好きで、夏だったら夏が好き。雪だったら冬が好きかな。 それ答えじゃん。
夢を叶えバリスタになった彼。 色んなブレンドでコーヒーを淹れてくれ、美味しいだろ?っとコーヒーを私に何杯も飲ませてくれた。 コーヒーが好きになった。 でも、彼は話をしながらコクリコクリと眠そうにしている。 カフェインで目が覚めた私はもっと話がしたいのにっと少し拗ねた同棲の初夜。
失恋砂浜に落ちている貝殻を持ち耳を当てる。 「絶対幸せになってね」 誰かの別れの言葉が風の音に混じり切なく聞こえる。 僕は何も聞こえない貝殻を探すと最後の想いを込め、波打ち際に置いた。 この貝殻が砂浜の一部になる頃、僕は、未来を歩けていますか?そして、誰かの心を癒せてますか?
僕の町には年に1度、太陽の雨が降る。日の出と共に、空から七色の光を纏った小さな球体が、ジャポン玉の様にいくつも降ってきて、お昼には降って来たでかい球体が、電波塔の上に刺さっている。 この日は24時間、外は明るく月の出番もない。 そして、次の日。日の出と共に弾けて消えた。
「背筋を伸ばすと身長が高いのね」 っと、僕の横に座っている君はそう言って、腰を深く座り直すと顎を上げて、少しでも大きく見せようとした。 だから、僕は大きくなろうと思った。 そんな君の隣に居続けるために。 #小説ネタ
産まれた瞬間から、何もない空間に積み木を積んで、途中で全部崩れても、へこたれず何度も何度も積み上げて、死ぬまで作り上げたその作品に、親から貰った僕の名前を付ける。 #小説ネタ
どんなに辛いことがあって、一人で毎日泣いてたとしても、未来の貴方が「大丈夫だよ。私の人生捨てた物じゃないよ」ってずっとハグしてくれてるから。 貴方はずっと一人じゃないよ。 @ずっとひとりじゃないよ。
ニコニコ超ポーカーの生放送を拝見して、改めてポーカーの知識を得、そしてポーカー関係の物語を作り上げますわ……。 ❤あろまほっと様❤の影響は大きいですわ……💞
卒業式。3年間想いを寄せた子に言われた第2ボタン。そっと外して渡した。 3月半ばだけど、珍しく寒い日。 相手を失うボタン穴。 胸を刺す冷たい風。 来月からは別々の未知。 一体僕は今どんな顔をしているだろう。 #小説ネタ #詩
来世でまた逢おうとかそんな非現実的な約束じゃなくて…… 今の若々しい私をあなたの手で額縁に収めて、あなたの未来の1日1日を絵の中から見ていても良いかなってのがありまして…… 結局、2つとも非現実的なんだけど、今、私が思う現実的な好きの表現は後者なんだよ。 これが私の芸術。
人生の色はねずみ色。 でも、綺麗な色を重ねて重ねて水を足したり薄いからってピンクを足したり、捏ねて混ぜて出来上がったねずみ色。 だから、暗い気持ちになるのは当たり前。 明日またどんな色を足したら綺麗かなって考えながら今日にバイバイ。明日へ宜しくね。 たのし #小説ネタ
こうやってトレンドと外れた事をいくらやってもほとんどの場合、報われない。わかってるよ。だから毎月1万円しか稼げないんだ。反省しろ! しません。