「いつか小説家になって、綺麗な家に住ませるからな」
彼は私を連れやって来た公園で、キラキラした高級マンションを見上げ夢を語った。

10年後。
私は彼を連れその公園にやって来た。
「ごめんな」彼は俯いていた。
「ねぇ。もっと貴方の世界を教えて」
ずっと昔から私の夢は叶っていた。

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たのし
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