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別タイプの書き方をしてみる その後4

最近は記事アップをしていませんでした。理由はもちろん書いていたからです。ですが、それもたぶん今週中には終わる予定。時間をかけた割にはそう長くもない12万字程度になりました。

書いている間に学んだ事としては..(そう多くはないですが)
1. 自分のスタイルから変えているつもりでも、徐々に戻ってしまう。
 漫画を学ぶ人が、最初はプロの真似をして描いてみると、完全に同じようには
 ならなくて、自分なりに変わってくる。それが自分のスタイルになると言いま
 す。文章も同じ事が言えるのかも知れません。

2. 自分の普段使わない口調を書くのが難しい。
 登場人物が自分のセグメントとかけ離れている場合、この手の人達はこんな言
 い方する? このあたり、けっこう迷います。知っているつもりでも細かいと
 ころが気になります。

3. 長文になると前の事を忘れてチグハグになる。
 まあ、これは当たり前かも知れません。書き手が知っている事を登場人物が知
 っている事と勘違いしたり、途中で変えたくなって変えると辻褄が合わなくな
 ります。思い込みに注意して読み直す必要があります。

4.山場が書き足りない気がしてくる。
 長文には途中いくつかの山場が必要になりますが、後で読み返してみると書き
 足りないと思てきます。書いている途中では興奮しているので一気に行ってし
 まいがちですが、後から読むとちょっと短いかな?と思えてきます。

5.殺せなくなってくる。
 長く登場する人物を書いていると、気持ちの中でだんだん血が通ってくる気が
 して、殺そうと思っていた登場人物を殺せなくなってきたりもします。ですが
 これは読者にとってはそうでもないはずなので、冷静に考え直さなければいけ
 ません。

以上

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