地震学は、昔から信頼性がなく、地震研究者は、後知恵での解説であり、3.11地震前、該当海域のモーメントマグニチュードとリスクを桁違いに甘く評価、原子力エンジニアは、最初から、地震研究者をあてにせず、発生確率は、たとえ低くても、残余のリスクに対する対策に注意を向けるべきでした。
関東地震でも、兵庫県南部地震でも、新潟でも熊本でも、胆振(北海道)でも、あれほど地震の多い三陸でさえ、地震後には「まさかここで」と言われたらしい。大昔から日本は地震大国で、いつどこで地震が起きてもおかしくないと言われ続けてきたのに。起こるまで他人事。きっと人はその枠を抜け出せない
水戸市で、16:20頃、普通でない地震動を感じたため、すぐに、ニュース速報を観たところ、石川県能登半島で、震度五弱直後、震度七が発生していたことが分かり、驚くとともに、いまの地震学では、震度七が起こりそうな地域への注意すらできないことに、いつもながら、苛立ちを覚えます。
(続き)日本地震学会は、特に、3.11以前と以後の地震学について、明確な分析をおこない、なぜ、南海トラフ地震が、東北地方太平洋沖地震並みのモーメントマグニチュード9.0になるのか、その地震学と発生メカニズムを明確に説明すべきで、明確な説明ができなければ、再度、敗北宣言せよ。