3・11以降、世界は原発廃止国と原発推進国に分断した。日本はどちらを選択すべきか?
2011年3月11日に起きた東京電力福島第一原子力発電事故は、世界中に大きな衝撃を与え、原発事故後、世界は原発廃止国と原発推進国とに大きく二分しました。
対応が分かれた世界の主要国の方針を見てみましょう。
すべての原発の閉鎖を決めたドイツの場合
東京電力福島第一原子力発電事故を深刻に受け止め、原発廃止の方針を明確に打ち出した国の一つがドイツです。
ドイツはそれまで原発の段階的廃止を法制化する一方、原発の運転期間を延長する措置をとるなど、状況に応じた柔軟な対応をとってきま