昨夜から突入した『吹上奇譚 第四話 ミモザ』。P60の8行目から、不意打ちで、ぐわっと心を揺さぶられ涙(P62の5行目まで)。落ち着くために、これをメモ。……ふぅ……。ばななさんの小説は、こういう魔法がどこかに必ず散りばめられていて、油断も隙もない。笑☜だから読書はやめられない☺︎
「あぁ…神様。やっぱり私も ”そっち側” に、届けられる側?に、行きたいのです。もしも境目?のようなものがあるのなら、私も超えたい。“報われたいから” ではありません、今はもう。私が私で、生きてるから、生きてきたから。だから叶えたい」☜今日、久々に手放しで本を読む時間を確保して。
あとがきに☞「けっこうたくさんの生きる秘密や世界の成り立ちへの今のところの結論が潜んでいる。」とあるが、読みながらそれを感じ取ることができたし、“わかる!”と思えたし、そこまで来られた今の自分を少し誇らしく?も思えたし、、、まじでこれ、もはや全然「ファンタジー」じゃないぜって。笑
今読み終わった☞『吹上奇譚 第四話 ミモザ』。最近の彼女の作品の中で、一番(そして久々に)“私のため”と感じられた一冊だった。このシリーズ、今の私には響かない……と思っていたのに、最初から読み直したくなった。もはや?全然「ファンタジー」じゃない。それがわかるようになって嬉しい。
『吹上奇譚 第四話 ミモザ』感想③☞そして自分が共鳴してしまうのは、主人公のミミでもこだちでもなく、どうしたって「美鈴」なのだと……その在り方?生き方?なのだと、あらためてしみじみ&ずっしり。だからこそ、最後のくだり(味方であろうとする人の言葉)に涙が出たし、癒された気になれた。
介護休憩3時間。自転車飛ばして図書館へ。よしもとばななさんの「吹上奇譚」第4話を読み切る。活字はやっぱりいいなぁ。時が経つのを忘れる。読み始めると本の世界に没入し現実世界から離れてしまうためシニア犬の見守り中、読書は控えている。本を開けば私は旅人。全てを忘れる時間が私を甦らせる。