ペシミストと関わると収入が下がる。 厭世主義者は生産的な会話を展開する事が不可能なので関わると創造性が著しく低下する。 付加価値を設計する為には人間の消費心理を計算する必要があり、それに加えて人間の情緒性に訴えかける情熱が必要である。 その為には希望を持ち続ける強さが必要。
人間によっては他者には理解できない程の苦悩を抱えている人間は確実に存在している。 その様な人間に対して抑圧社会で無理に生きる事を正義と喧伝し、マジョリティから追放する姿勢というのは決して寛容な社会とは思えない。 無害なペシミストに限り社会は福祉支援を提供する責務を負うべきだ。
怠惰な人間の生存戦略。 それはなるべく社会に害を与えない様にひっそりと生きる事だ。 怠惰は一見するとネガティブな言葉に聞こえるが行動するという行為は良くも悪くもある程度の加害性を伴う性質がある。 勿論人類全員がペシミストになれば社会は破綻するが、ある程度そういう存在は必要。