Lovely 不二

2003年生まれ/学生

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独白・私について・シニシズム(1)

これからどれくらいnoteをキチンと書くか、まだ未定ですけれど、自己紹介は大事なのでしておきます。 その前に、私は2000年代の前半期に生まれ、やっとこさ成人を迎えて、といった餓鬼んちょでございます。 具体的な年齢は避けますが、まぁ20歳あたりと思っていただければ幸いです。 歳を取ればいいってもんじゃないですが、それでも物事を語るには些か若すぎるので、私がNOTEに書く内容には、沢山の間違いや勘違いがきっとございます。その時は是非コメントください。(自分の間違いは直せるな

    • 転回と夢想

      いずれ誰しもが蝕まれる、あの精神的なカビを患ってから9年になる。 私の周りではいくらかの人が黙りこくり、いくらかの人が競争の海原へ漕ぎ出し、いくらかの人が私のもとから離れていった。 私は12歳〜16歳の時と打って変わって、今は厭世主義者ではない。 ペシミズムの青い暖かさに恍惚している自分は見えないところに消え去ってしまった。 どうして厭世主義者ではなくなったのだろう? 9年間で現実世界に対する嫌悪感が消えたわけではない。むしろもっと世界は芳しくない方向に進んでいて、私た

      • 名刺代わりの小説10選

        ・『カラマーゾフの兄弟』 ドストエフスキー ・『グレートギャツビー』 スコット・F・フィッツジェラルド 『不滅』 ミラン・クンデラ 『城』 カフカ 『魔の山』 トーマス・マン 『嘔吐』 サルトル 『響きと怒り』 ウィリアム・フォークナー 『夜はやさし』 スコット・F・フィッツジェラルド 『ノルウェイの森』 村上春樹 『創造者』 ホルヘ・ルイス・ボルヘス

        • アビーロードを聴きながら大学に通う電車の中で、ふと大好きなマッカートニーの「Golden slumber」を書いている小説のタイトルにしたいと思ったが、調べてみると同名のめちゃくちゃ有名な小説が伊坂幸太郎氏によってすでに書かれているらしく、なくなく差し控えます

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        独白・私について・シニシズム(1)

        • 名刺代わりの小説10選

        • アビーロードを聴きながら大学に通う電車の中で、ふと大好きなマッカートニーの「Golden slumber」を書いている小説のタイトルにしたいと思ったが、調べてみると同名のめちゃくちゃ有名な小説が伊坂幸太郎氏によってすでに書かれているらしく、なくなく差し控えます

          【メモ】まだ何かが眠っている気がする人たち

          【まず、これは個人的な備忘録である。読み物としては面白くないどころか体をなしていない。申し訳ない】 私は無神論者だが、色々な思想家や哲学者を調べるうち、歴史の一断面としてではなく、極めて被言語的な直感で、まだ当人の思想の含みが明かされきってないと感じる者がいる 本当にそうだとしたら、私は彼らを将来にかけて解釈し続けなければならないと思う (私はあまり頭が良くないほうなので、あくまで努力目標である) そう言う人間を忘れないための個人的なメモである (なおこのリストは随時更

          【メモ】まだ何かが眠っている気がする人たち

          未完と断片(緊急草稿-1)

          胸に起こった考えを忘れまいと書き留める 緊急の草稿であるため、洗練されておらず優しくない文章であることに留意されたい (私はお馬鹿さんなので、すぐに忘れる) 多くの優れた作家が未完を好んだのは何故だろうか。断片(フラグメント)が全てに優位するという(ポール・ヴァレリーだったろうか?)考えはどこから起こるのか。 それは善性(個の存続への意識)を持つオトナと、悪性(個の存続への無配慮)を持つコドモの狭間に生きる超道徳においての、流動性の担保ではないか。 超道徳の奔流を文学に閉

          未完と断片(緊急草稿-1)

          私の小説論・キッチュ・氷山・襲来する光

          趣味で小説を書いています (どれも良い作品ですが、まだ評価されていません。このまま一生評価されなかったら、晩年に負け惜しみを言いながら路上で暴れまわります) 私が良い小説を作る上で重視している観念を、メモ代わりにまとめます。 (抽象的な部分を含みます) 1.百年残る物を作る 長く残るものには大抵、価値があります。 これは確率が母数を増やすと収束していくのと同じで、短期間での誤った過大・過小評価を、時の流れが修正して本来の作品の大きさを取り戻してくれるからです。 軽く言い

          私の小説論・キッチュ・氷山・襲来する光

          私にはタフネスがたりません。規律が、生活の統制がたりません。 モノづくりは丁寧さと息の長さ、規則正しさに磨かれます。私は職人に向いてません、きっと。私が得意なのは夜に一人で、布団の中で啜り泣くくらいです。そこにも詩は存在するのですが、拾って磨きあげる気力がないのです、愚かにも。

          私にはタフネスがたりません。規律が、生活の統制がたりません。 モノづくりは丁寧さと息の長さ、規則正しさに磨かれます。私は職人に向いてません、きっと。私が得意なのは夜に一人で、布団の中で啜り泣くくらいです。そこにも詩は存在するのですが、拾って磨きあげる気力がないのです、愚かにも。